2014年12月03日

「拉致被害者が衆議院議員選挙期間中に帰ってくる」という話はほんと?

渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

古くからの仲間の民部佳代ふじみ野市議会議員が、自民党地方議員のこんな発言を聞いたそうです。




え?

「選挙期間中に拉致被害者が帰ってくる予定」?


いや、噂では聞いていました。でもただの噂だと思っていました。
今回は、地方議員ではあっても、自民党所属議員の選挙期間中での対外的な公式発言。

これは・・・ちょっと・・・。

拉致被害者が帰ってくるのは素晴らしいことです。ほんとならうれしい。
その一方で、「選挙期間中に帰ってくる予定」って・・・これがほんとなら、狙いすました解散、ということになります。

だから強引に解散したのかも…と頭をよぎってしまいますね。
いくらなんでも、拉致被害者の政治利用はやりすぎです。良識に欠ける。
憲法は、単に政権の都合がいいタイミングで解散を打てるようにするために、7条(天皇の国事行為)に解散を規定したわけではないでしょう。

まぁ、なにかの間違いであってほしいです。今のところ推測の上に推測を重ねているだけなんで。
どうしても疑いは持ってしまいますが。




<発言の信ぴょう性について>

発言者は簡単に特定できます。が、発言自体は録画されたものでもないので、もしかしたら誤解があったり、聞き間違いがあったり、ということはあり得ます。

ただ、民部さんは少なくともデマを拡散するような方ではありません。

また、いくらなんでも選挙の出陣式という厳粛な場で「拉致被害者が選挙期間中に帰ってきたらいいな!」とか、「拉致被害者が選挙期間中に帰ってくるという噂もあります!」とか、そんな中途半端な話をするはずがありません。
第一、不謹慎です。

とすると、単なる思い込みなのかもしれないけれども、この方は多分本気で
「選挙期間中に拉致被害者は帰ってくる!」
と確信を持っていったんじゃないかなぁ。
どちらにしろ、不謹慎には違いありません・・・。


なぜ地方議員が、ということですが、お付き合いがある国会議員の重鎮から聞いた話を口を滑らせて・・・ということは十分考えられることです。



<じゃあ、タイミングは?>



さて、もしこの発言が本当だったとして、いったいどの辺のタイミングで帰国が発表され、実際に帰国するのか。
「予定」とまで言っているので、選挙時期と慎重にすり合わせていると思います。
この辺を、具体的に検討したいと思います。


(参考)総選挙に影響を与えそうな、今後の重要な政治に関する日程(11月22日ブログ)


12月
2日公示
3日期日前投票開始(地域により差がある)
7日選挙サンデー
8日貿易経常収支、第二四半期GDP確報(修正)
10日翁長沖縄新知事任期開始、特定秘密保護法施行日
13日最後の訴え
14日投票日

 まず、6日(土)・7日(日)。
唯一の土日です。当然、テレビなどで選挙関係の報道が増えます。
いまや投票の2割にも達した期日前投票も、この二日間は結構多くなります。

ここにぶつけるのはわかりやすいですね。
ニュースは拉致被害者関係ばかりになりますし、各党の討論番組などもリードできるでしょう。


次が10日。
沖縄や特定秘密保護法など、大きなニュースがあります。
特に特定秘密保護法は賛否が分かれる制度です。
ここにぶつけていくというのもありでしょう。
このタイミングだと、他のニュースももはや出てこないでしょうし、そのまま投票日に持ち込めます。


8日も多少あるかな・・・
数値によってはアベノミクスの先行きに不安を持たれてしまうかも。
それを防ぐために、8日に速報うたせて、10日に劇的な帰国、とか。



ということで、以上つらつら考えてきました。
埼玉県会議員さんの発言は、一方で本当であってほしい、1人でも多く被害者が速やかに救出されて欲しい、と願います。
他方、「選挙期間中に帰国する予定」なんて、そんな選挙のために利用するようなことは断じてあってはならないとも思います。
複雑な思いです・・・






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kenposzk at 21:24│TrackBack(0)考え・想いなど 

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