2014年11月19日

解散総選挙、橋下さんに注目しています。

鈴木けんぽうです。

今回の解散、本当に解散するとしたら、民主党所属の人間としては「チャンスが来た!」ととらえるべきだと思うのですが、あまりそういう声が聞こえてきません。なぜ?


さて、有権者のみなさん、与党支持の方からも「大義がない解散」という言葉を聞きます。

大義がないというのは、要するに「なにを問われているかわからない」ってことなんでしょう。
消費税の延期を問う、とかアベノミクスの成果を問う、とか言われても、指標と生活実態が必ずしも一致しないし、今後指標の悪化&支持率の低下も予想されているわけだから

「結局あとづけじゃん! 勢力維持したいだけじゃん!」

って思うのも無理はありません。



政治業界の人間としては、「そんなもんだよ解散なんて」とあきらめにも似た感慨を持っています。
「常在戦場」なんていうイカつい言葉を衆議院議員・候補者たちがよく口にするのは、首相の都合でいつ解散があってもおかしくないからです。


前置きが長くなりました。

為政者は解散時期は決められる。
しかし、実は争点を設定するのは極めて難しくて、ずっぱりあたったのは「郵政解散」くらいなものです。

このままだと「しらけ解散」とか言われて、低投票率で盛り上がらない、自民が微減で共産堅調、民主微増くらいで終わるでしょう。
なんだそれ。面白くもなんともない。


<では、今後どこに注目か>


しかし、今回は(も?)注目ポイントが明確です。

ん、民主党かって? 違います。
残念ながら今回も謹慎状態で厳しい選挙を強いられるでしょう。
もっと地力を蓄えなくてはなりません。
臥薪嘗胆てやつです。


民主党政権が失敗したとされている以上、
我々が目指す「人を大切にする政治、的確なセーフティネットを構築して安心感のある政治」を浸透させるには、
まだまだ時間が必要です。
ノーベル経済学賞のアマルティアセンなどですね。
今回も地道に訴えることで終始するでしょう。



ということで、今回注目すべきポイントは明確です。
ある程度勢力があって、発言力があって、将来性があって、布石を着実に打っているけれども順風満帆ではなく追い込まれつつある人。


そう、維新の党の橋下氏ですね。
大阪市政・府政を中心とした近畿圏こそ勢力がありますが、他地域ではそれほどの影響力も組織も候補者もありませんから、解散されたら議席はほとんど伸ばせないでしょう。

一方、頼みの大阪も過半数を失い、都構想も挫折しかかっている。
公明現職のいる選挙区に破れかぶれの転身か…というくらいの状況。

かといって、簡単に国政に転ずれば、「大阪を捨てるのか! 途中で投げ出すのか!」と
非難を浴びるのは間違いなく、そうすれば来春の統一地方選での退潮は避けられない。


彼はけっこう八方塞がりなんです。



とはいえ、橋下氏の政治スタイルは、超攻撃的です。
前へ前へ打って出る。叩かれたら逆襲する。
思いもよらない手を打って、苦境を逆転する。
はっきり言えば、喧嘩がうまい。稀代の勝負師。
そこは認めざるを得ないとこです。

私は橋下氏の政策は、特に都構想は全く賛同できないけれども、
橋下氏のようなスケールのでかい絵を描ける、そして戦略をもって喧嘩できる政治家は、非常に少ないなとも感じています。


今回、追い込まれたように見える橋下氏ですが、
さらに慎重に検討すると、

乾坤一擲の大勝負

をかける可能性があるんじゃないか、とも思えます。

ポイントは、
「どうやったら維新の有利な関西に世間の目を向けさせるか」
「どうやったら『大阪を捨てた!』と言われないような大義名分が立つか」
「どうやったら『大義ない解散は納得いかない』と思っている自民党支持者を引きよせられるか」
です。


関西の実情を踏まえたうえで、今までの言動の延長線上で大義のある争点をつくることができれば、受け入れられることも不可能ではありません。
いや、むしろ政界に激震を走らせることさえもできるでしょう。
その時には安倍首相は安易に解散したことを後悔せざるを得なくなるかもしれません。


踏み込んだことはここでは書けません。
いまのところ、これは布石かな? というのが散見される程度です。
まあ、ズバッと出してくる可能性は2割に満たないかな、とは思っています。が油断はできません。


いずれにせよ、あとひと月ほど。
橋下氏の言動には注目しています。



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<プチ日記>

昨日は、NYに移住しているプロミュージシャン(トロンボーン)のK君と、ランチをしました。
小学校の同級生です。

別の同級生の店でランチのはずが、同級生軍団が入れ代わり立ち代わり…
結局、3軒もハシゴしてしまいました。
全部同級生の店です。

私はいくつか用事があったので、15時半くらいから21時半くらいまでぬけたりしていたのですが、
結局、12時から24時まで、文字通り半日の同窓会となってしまった。
平日なのにすごいなぁ。

 さてさて、うちの小学校(今はありませんが、渋谷区立大向小学校)の同級生は120人しかいないのですが、
オーケストラでヴァイオリンを弾いているのが一人、トロンボーンを吹いているのが一人、
ジャズ系でトロンボーンを吹いているのが一人と、プロの音楽家が3人もいます。
普通の平凡な公立小学校なのに、異常な割合ですね…
同窓会では常に音楽の授業や鼓笛隊やブラスバンド部の話題が出ます。
それだけ学校全体で熱心に取り組むと、 成果が出るものですね。

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kenposzk at 22:05│TrackBack(0)考え・想いなど 

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