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2014年11月13日

議員視察の意義とは何か?(渋谷区議会の場合)

佐賀県知事の古川氏が議員の視察について興味深い記事を投稿なさっていました。


自治体の海外視察 〜その意味と価値


私は海外における県産品や観光PR、会議への参加など年間に何度も海外出張します。そして、その際には、その国にある日本大使館・総領事館をはじめとするさまざまな方面に行き、現場を観、お話しを伺い、今後の県政展開に反映させています。

しかしながら、首長がこうした海外における見聞を背景にした政策を実行しようとしても、議会の理解がなければこれを進めることはできません。
議員の方たちが海外で見聞を広げられることはこれからの自治体経営にとって必要なことだと考えています。



基本的には、議員の視察は自律的で、首長から言われてどっかみてくる、と言うのは少ないです。
でないと、コントロールされていることになりますよね。
二元代表制(首長と議員が牽制して政治を動かすこと)の意義がなくなります。


なので、古川知事の主張には首をひねるところもないわけではないのですが…これはまぁマニアックな論点です。

「他の価値観(国とか地域とか)のものを共通の問題意識に据えること」

古川知事がおっしゃるように、ここは大切なものだと思います。


<渋谷区議会で、どのような思いで視察に臨んでいるか>


渋谷区議会では海外視察は原則として休止しています。
この12年、何回かの儀礼的な海外派遣(イスタンブール市との都市交流・提携など)には参加し、海外視察については内容を判断して参加しています。
前回は海外の議場調査について、反対しました。

(参考)
海外の議場を見に行くそうです(私は反対)



国内視察については、所属委員会で年一回行くことに慣例としてなっており、これには参加しています。

視察の行先については、委員の提案のもと、協議して決定しています。
実は、この行先選びに結構こだわっていたりします。


というのは、議員視察ってアンテナをそろえる機能が非常に強いんですね。
同じ現場を見て、同じ情報をもとに感想を述べ合ったり議論したりして、コンセンサスが形成されていく。
議会は価値観のせめぎ合いなので、同じ問題意識を持ってもらい、他会派の議員と感覚をすり合わせていくことは重要です。

提案を通すうえで重要な地ならしになると思っています。


なので、私は委員会視察の行先を決めるときにはかならずいくつか案を出します。
この夏行った視察も、ふるさと納税と観光行政について提案し、ふるさと納税については中途半端ながら採用されました。
南九州の自治体で、ふるさと納税について勝ち組と負け組が出てきており、取り組みが大きく変化する様子が見て取れました。
迎え撃つ(?)都市部としても、緊張感を持って対していかなくてはならないね、という共通認識を作っておく、という目標は一応達成されたかなと思っています。

(参考:とりあえず二年分)
2013年総務区民委員会視察(北海道)
2013年庁舎問題特別委員会視察(青梅市)
2014年総務区民委員会視察(奄美市ほか)


<費用対効果は悩みどころ>


さて、ここまで議員視察の意義を述べてきたわけですが、一方で費用対効果としてよいのかどうか、というのはまた別の話です。
かなりの経費がかかるので、「重要な政策についてコンセンサスをつくる」というのがどれだけ価値を持つのか。

個人的には、いろいろ調べたりブログに書いたり政策実現に活用したりして、価値を高めようとしていますが、区民の皆さん方にどこまで評価されるのかは正直よくわかりません。

ご意見やご感想など、いただければ幸いです。



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以前の庁舎問題特別委員会での視察写真。広大な広場に震災対策の色々な知恵が詰まっていて、各委員感銘を受けていました。
景色が渋谷と全く違う(笑)



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kenposzk at 11:21│TrackBack(0)

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