2014年10月05日

渋谷区議会本会議での質問(提言)の録画中継が掲載されました

渋谷区議会における代表質問の動画が視聴できるようになりました。
私のものだけ紹介しておきます。

渋谷区議会中継(鈴木けんぽう発言分)



長いです。
もしご覧になる場合は、関心のあるテーマだけ、下の要約を参考になさることをお勧めします。
ずーっと見ていると結構バトルがあったりして面白いかもしれんけど…

ながいので、明日からの記事で各テーマについて詳細説明します。


○けんぽう質問

0冒頭発言 本会議討論時間に制限がかかることに対しての意見表明

1 財政について                      
(1)区施設の現状把握について(0:01:48)
区の施設の改修・整備などがいつごろ起き、いつどれくらいの投資を行わなくてはならないか、長期的な動向を把握するとともに、予防保全型に改め、コストの削減とコストの平準化を図るべき。まず、区の施設の現状を把握するために公共施設白書のようなものを作っていくのがよいのではないか。

(2)ふるさと納税について(0:02:50)

ふるさと納税が注目されており、特典の付与等が人気になっている。
渋谷区でも、過去数億円の規模でふるさと納税による流出が起こったことがある。ふるさと納税の趣旨からは違和感があるが、今後、少額の特典狙いのふるさと納税が進んだ場合、数十億円の減収となる可能性もないとは言えない。
制度として確立されている以上、積極的に活用して、区民税の実質減に歯止めをかけるべき。ポイントサービスなどIT系サービス、ファッション系の物販、渋谷区内で開催される有名なイベントなどに協力を求めることは、産業政策にもつながることとなり、可能性があるがいかがか。

2 福祉について  
                     
(1)高齢者施設について(0:04:50)
品川区では入所者の要介護度を改善した特別養護老人ホームなどに対して、1段階改善すると、収入源相当分の1人あたり月2万円を事業者に交付する報酬を与えるという制度を導入した。入所者の要介護度を改善すると事業者に支払われる介護報酬が低下してしまうが、減収分を報酬で補い、介護現場の意欲向上を図るもの。
介護度が下がるということは、生活が充実すること、そして財政負担の減少につながるがどうか。

(2)精神障害者施設について(0:05:40)
精神障害者のための就労継続支援施設では、「積極的に就労に繋げているが、利用者が就労すると、財政的に厳しくなるのも事実」という。利用者数が減ると収入が下がる。要因は就職など、実習など、入院など、である。
安定して通うことが難しい精神障害の特性からは、通所人数が常に変動し、結果財政基盤も安定しない、という問題がある。制度そのものを見直す必要があるが、まずは就職という成果が出たときに、財政的に不利にならない仕組みを整えるのがよいのではないか。

(3) 敬労金について(0:06:35)

敬老金は、75歳以上の方に毎年一万円を贈呈し、長寿を祝うという制度であり、民生委員さんを通じて贈呈に併せて実態調査をするという見守りの一環としての意義をもつ。同様の制度は他区では見直されいる。
 現在、対象者は約2万人である。超高齢化が進む中で、今後対象者がさらに増加する。
当事者の意識も徐々に変わっており、「敬老金については、辞退したい。福祉や子育て支援などに使ってほしい」という希望の方もいる。
民生委員の方々に、多額の現金をお預けすること、また原則手渡しのため2度・3度と足を運ばざるを得ないケースがあることも課題です。
例えば、対象の見直し、あるいは節目支給その他の方法もあると思いますが、敬老金について見直す必要がある。
 敬老金事業は、送る世代も送られる世代も気持ち良く送り受け取れるものとして、また持続可能な事業として見直しを図るべき。

3 子育て・教育について
(1)保育内容や保育料について(0:09:05)
こども・子育て支援新制度移行にあたって、既に保育施設等を利用なさっているご家庭については保育内容や保育料が激変しないように求めるものです。
区長の見解を伺います。

(2) 教育委員長の抱負について(0:10:20)
小野教育委員長は六月より教育委員長に就任いただきました。現在、小野教育委員長が、一番重要と考え、一番に取り組むべきであるとお考えになっていることについてお聞かせください。

(3) 教員の負担軽減について(0:11:05)
ネット上では教員は「ブラック企業よりひどい状況」等と揶揄されている。こどもに向き合う時間が減ってしまっては本末転倒です。充実した教育を行うためには、教員の負担軽減は必須です。人的配置を充実させる、仕事の見直しを図る、さまざまなツールを整備するなど、是非、対応を図っていただきたい。

(4)子どもの学力に対する成果指標について(0:13:05)
平成26年第一回定例会で、「全ての子の学力を保障し、底上げを図ってほしい」との私の求めに対し、教育長は「小学校で学ぶべきことは小学校のうちに身につけさせ中学校へ進学させること。中学校で学ぶべき内容はきちんと保障して、次のステップに進路を導くこと、それが最も大事なことであると捉えています。そのためには、学習指導要領に示された学習内容をその学年の。うちに、しっかりと教えていくことが教師の大きな務めであると考えています。」との答弁をいただいた。まさにその通りで、心強く思う。
今回は、どのような成果指標を使って「学習内容をその学年のうちにしっかりと教えられたかどうか」を見るのかを問います。

(5)男女共同参画の認識について(0:14:25)

男女共同参画についてどうとらえているのかを表明していただきたい。

(6) 合同学校説明会について(0:15:55)
先日小中学校の合同学校説明会がおこなわれたが、参加者が多く会場内に入りきれなかった。日程的に参加できない方もいた。子連れの場合、こどもが飽きてしまって途中で退出される方も散見された。
 残念なことに、今回は富谷小学校の説明が幡ヶ谷区民会館にて11時台に、神南小学校が美竹の丘にて15時台に行われた。調整区域を持つ隣接校にもかかわらず会場も時間も完全に分断されており、学校選択を控えて情報を切望しているご家庭に対する配慮が全くなかったと言わざるを得ない。
以上の理由から、合同学校説明会の動画配信は必須である。


4 広報について
(1) 説明会等の動画のネット公開について(0:17:50)
行政が住民や関係者に対して行っている各種説明会は、住民に対しての情報提供や意見交換の場として重要ですが、1〜2回程度しか開催されないことも多く、参加したいが日程が合わないという方もいる。
説明会等の動画を配信していただきたい。

(2)庁舎の建て替えについて(0:18:50)

 …舎の建て替えの際には区民への説明、区民の意見交換を確実に行って欲しい。
庁舎建て替えについて、特設のウェブサイトを作って資料をダウンロードできるようにし、区民の利用に供すべき。
◆ゞ萍韻悗寮睫澄意見交換について、今後の取り組みについて時期も含めて具体的に明らかにされたい。区長の見解を伺います。

(3) 日本語を理解する能力が比較的低いこども、外国人、そして場合によっては読字障害の方や高齢者等も視野に入れた情報提供について(0:19:50)
 .曄璽爛據璽犬梁晋生豌修なされたのは評価するが、さらに「やさしい日本語」を導入する、漢字にルビを振る、などの取り組みをすべきではないか。
∈匈音に情報弱者となりやすい外国人に対しても、適切な広報を追求することが必要です。同時に高齢者や読字障害の方にとっても便利になるはずです。


5 健康について
(1) デング熱を中心とした感染症対策について(0:22:10)
.妊鵐闇やウェストナイル熱等蚊が媒介する感染症の輸入は、今後も起こりうるものです。東京都も「蚊による感染症対策会議」を19日に開催しています。保健所長もメンバーとなっているので、ぜひ積極的な対策を推進するとともに、虫よけ剤の濃度規制の見直しなど広範な課題に取り組むよう求める。
しかし収束してからが本番、今後も蚊を減少させるために公園等区の施設での対策を怠らず徹底するべきです。
民間の所有する水場や水たまり等の管理の徹底、および管理者不明の水場に対する指導体制を整えるべきです。そのためには、条例を作るのもいいかもしれません。今後を見据え、長期的視野に立って蚊対策を行っていただきたい。  
◆,泙拭⇒入感染症を防ぐために、海外渡航の際の現地情報の確保、トラベルワクチンの適切な使用や渡航専門医療機関への受診の啓発をすべきです。区長の見解を伺います。
 国内で流行する可能性がある感染症について、特に予防できるものについては徹底した予防をすべきです。小児の任意予防接種については、助成水準を下げることのないようお願いをするとともに、任意・定期の予防接種について接種率向上に向けた取り組みを強化するよう求めます。

(2)糖尿病の自己採血検査の導入について(0:25:25)

糖尿病の自己採血検査を導入してはいかがか。足立区と徳島県で行われた研究では、糖尿病が強く疑われる人が12%、糖尿病の可能性が否定できない人が16%にも上った。気軽に行える自己採血検査を、区として推進すべきです。

(3) 禁煙したい人への支援について(0:26:48)

渋谷区では分煙ルールの推進、駅前等の灰皿設置、公園での分煙など、分煙化に力を注いで一定の成果を上げてきた。併せて、禁煙したいと思った方の支援に取り組んではいかがか。区長の見解を伺います。


6 観光について(0:27:25)
日本政府観光局によると、東南アジア主要国の観光客数は激増している。その中で、世界最大のイスラム教徒人口を有するインドネシアや、マレーシアはイスラム教徒が多く、今後イスラム教徒の訪日数は増えると推測される。
渋谷には日本最大ともいわれるモスクである東京ジャーミィがあり、またスクランブル交差点や様々な観光資源に恵まれ、ショッピングでも便利であるなど、イスラム教徒の観光客が訪れたくなるような要素が多い。訪日外国人がピークとなるだろう東京オリンピックまでに、イスラム教徒を受け入れる体制を街全体で用意しなければいけない。渋谷駅周辺の整備が進みつつある今の時期は、ハード的にも対応できる大きなチャンスといえる。
イスラム教徒は戒律により様々な生活習慣を定めており特に、「礼拝」と「食事」についての対応は急務であるが、横浜市では、礼拝用マットとコンパスを無償で提供している。
イスラム教徒は、必ずしも同じ生活をしているのではなく、コーランを基本としながらも、厳格さにも差がある。「イスラム教徒」としてひとまとめにするのではなくて、柔軟かつ丁寧な対応が求められる。
そのためには、商工観光課や観光協会に、イスラム教徒の職員を採用し、もしくはイスラム教徒の生活に詳しい専門家を顧問として迎え、気軽に相談できる体制を構築しておく必要があるのではないか。


○答弁

区長(0:30:18)

1(1)公共施設白書 提言にあるとおりその施設の位置づけ・意味合いを考えながら将来的には考えなくてはならないと考える
(2)ふるさと納税 受益者負担の原則から問題がある。意見として承る(0:32:15)

2(1)介護度改善した場合に報酬 国が改善したかどうかを介護報酬に反映させる検討に入っているので、国の動向を見る(0:33:15)
(3)敬老金 敬老思想の普及は大切。民生委員と高齢者の顔の見える関係を続けるためにも守る(0:33:20)

3(1)保育料の激変を避けよ 国の動向が条例根拠。適切な時期に条例改正(0:37:40)

4(1)説明会の動画公開 すべてを配信するのは無理。ケース・場合によって検討してみたい(0:38:15)
(2)庁舎建て替えの特設サイト 検討して対応する(0:39:10)
(3),笋気靴て本語 提言を参考にする(0:39:50)


危機管理部長
4(3)∨漂劵瓠璽襦‖晋生貘弍ポータルサイトを作成しているところ(0:44:20)


区民部長
6イスラム対応 英語が国際語で特別なことが無ければこれで十分。イスラム圏との文化交流はトルコとの交流があるので、宗教と食文化の違いについてはこれで十分(0:45:20)


健康推進部長
2(2)精神障害施設への支援 変動も織り込んだ支援をしている(0:46:45)
5(1)蚊対策 国や都の情報も得ながら専門家の助言も得て適切に行っていく
渡航医療啓発 国などにゆだねたい
予防接種推進 任意予防接種の助成水準を下げる考えはない。接種率については対象過程に個別に送付してきめ細やかに対応。区ニュースや健診などで啓発。(0:45:20)
(2)官位糖尿病検査 結果を正しく理解し生活指導を受け、必要な改善につなげられるために、定期的な健診、受診、治療啓発が必要かつ効果的。簡易検査は考えていない(0:49:05)
(3)禁煙支援 啓発は進めている。健康増進計画に反映。特定保健指導などに声かけ。禁煙外来紹介。(0:50:20)

教育委員長
3(2)抱負 教員の資質向上(0:51:45)


教育長
3(3)教員の負担軽減 今後も公務改善を図り、教員の資質能力の向上に向けて努力する(0:55:45)
(4)学力成果指標 東京ベーシックドリルを活用して効果測定を行っている。様々な指標を使って、全てのこどもに確かな学力をつけていく(0:57:45)
(5)男女共同参画に対する考え方 第三次行動計画に明記されているように、男性女性関わりなく個性と能力が発揮されるよう取り組んでいく(0:59:20)
(6)合同学校説明会の動画配信 情報提供だけではなくて質問・疑問に答えることが重要。動画配信は無理なところがあるが、今後検討していく(01:01:38)

○再質問 (1:03:45)
区長に対して
真摯に向き合っていただいた。
保健所長に対し 
デング熱対策について、管理者不明の水溜りの対策が難しいことを指摘。長期的な対策を取ってほしい
糖尿病の簡易検査について、渋谷区が推進して関わって、適切な方向に導いていただきたい。糖尿病予備軍を早期に抽出すべきだ(1:04:20)
区民部長に対し 
非常に簡明な答弁をいただいた。
イスラム教徒観光客対応について、イスラム教徒とひとくくりにしてはいけないという趣旨の質問。「トルコとの交流があるからよくわかっている」というのは全く逆。どういう意図なのかもう少し詳しく説明頂きたい。(1:05:50)


○再答弁

区長 イスラム教徒観光客対応について 何か問題があれば大使館に相談すればよい。部長は結論だけ言った(1:07:00)
保健所長 糖尿病の簡易検査について 区の判断としては、検体測定室(簡易検査の場所)でも勧奨される区の定期検診を中心に考えていく(1:08:50)


○結語 (1:10:15)

糖尿病簡易検査 「定期的な健診の受診を中心に考えていく」ということなので、今後広げていく可能性があるということだと思う。ぜひ検討していただきたい。
イスラム観光 区長と部長の発言の整合性がよくわからないが、区長の発言ということで了解したい。今後部長については丁寧に答弁していただかないと私もわからないので、お願いしたい。



・・・見ていると、ひどい答弁について怒っているなーというところがはっきりわかりますね。




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kenposzk at 20:31│TrackBack(0)議会活動 | 速報

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