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2011年04月12日

渋谷区長選公開討論会を見ての感想

渋谷区長選の公開討論会が、東京青年会議所の主催で行われました。
JCさんの意義深い活動の一つですね。ありがとうございます。


完全に中立の立場ではありませんが、各候補者の感想を少々。
50音順です。

○大井氏
出身母体の政党の意見そのまま、という感じは否めませんが、自分の言葉で丁寧に語る印象でした。
長らく地道に活動していらっしゃったことがよくわかります。
現職批判的なところが、・認可外保育室/幼保一元化施設・耐震化の遅れ・大規模開発、くらいに抑え、あとは自分たちの理想を丁寧に実感込めて語ろうとする姿が印象的でした。


○桑原氏
現職だけあって、今現在の課題に対し区がどういう制約の元どのように対応しているのか、の認識が明確でした。
治安対策としてマンションコミュニティの構築など、今までの議会答弁以上に踏み込んだ認識を示されたところもあり、なかなか意欲を感じます。個人的には予防接種の促進を上げていただいたのも良かった。
矢部氏等からの区政批判に対しほとんど回答がなかったのが残念でした。まぁ、討論会の形式によるところもありますのでしかたないですが、議会での激しい反撃ぶり(苦笑)を考えると真っ向勝負して欲しかったなぁ。


○樽井氏
とてもユニーク。未来を明るくしたい! 渋谷だからできることがあるはずだ! という思いを強く感じました。
内容はちょっと区政からはみ出ているところもあり、もう少し区の課題を踏まえた議論、区政に即した議論が欲しかったです。
ICT技術の活用などはさすがに詳しい。一般区民にはチンプンカンプンだったかもしれないですが、ICTを自治体で徹底的に活用するとどんなことができるのかという観点では非常に魅力的な議論がありました。


○矢部氏
的確に現区政の課題をとらえ、問題提起をしていたと思います。
特に情報開示の姿勢については、徹底的にオープンにするという意思が鮮明で、印象的でした。
その他、学校給食の問題、施設建設等に関する問題、防災対応の課題など、論点を踏まえた議論を展開されていました。また、出張所の活用や高齢者医療などは現区政とは違う方向性を打ち出していたのも注目ポイントです。
将来ビジョンが「ビットバレー」というのは若干肩透かし。大胆に踏み込んで欲しかったです。


ということで、個人的な感想でした。
極力個人的な思いを排除して書きましたが、偏見というかバイアスというかかかってしまっている可能性も否定できませんので、ご了承ください。


お時間がおありの場合、ぜひ録画をご覧ください。
http://live.nicovideo.jp/gate/lv45305256

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