2011年03月23日
都知事選挙は困りますね。
都知事選挙は困りますね。
あまりにも情報がない、ない、ない…
こんな状態で選べるのか、と思ってしまいます。
多少は都政のことを気にしている私でもその程度なのですから、
皆さんの戸惑いはいかばかりか。
◎石原さん
石原慎太郎さんは舌禍事件が凄い感じがするけれども、
青山さんや猪瀬さんの著作を読む限り、直観力は素晴らしいのかもしれない。
さすがに都政を12年も切りまわしてきただけのことはある…
民主党との関係が悪いようにも思うけれども、
例えば、伊藤都議が本会議で厳しい指摘をしたときに、アドリブで
「改める」
だったかな? 答弁したことがありました。
その時にはさすがの懐の深さだなぁ、と感心したものです。
とはいえ、最近は鋭さが失われている感があります。
民主党のフィルターがかかっているからそう思うのかな?
ちょっとわからないところですなぁ。
◎渡辺さん
ワタミさんは、インタビューなんかを見た感じでは、政治的なセンスはあんまりないなぁ、と思ってしまう。
去年の末にテレビタックルで商店街の方に「あなたのところは商店街に入ってないだろ!」と詰め寄られた話は、各商店街の新年会で結構話題でありました。
こういうときの切り返しって大切なんですよね…
経営者で立派な政治家も結構いるけど、経営者でダメな政治家も結構いるものです。
どうなんでしょうか。正直、未知数。
◎東国原さん
東国原さんは、私の中ではありえない。
大義が全く感じられない。
なぜ都知事に出るのかが、彼の人生の筋道から全く見えてこない。
私は何度か「政治家は原点が大切」と言っています。
なぜ政治を志したか。
なぜ今の立ち位置、今の主張なのか。
この二つにピッとした背骨が走っていなければ、政治家として大成はしないと思います。ブレる。
「宮崎をどげんかせんといかん!」
の気持ちは本物だったと思います。
知事時代は(政治的力量は県政わからないから言及できないけど)八面六臂の大活躍ではありました。
が、なぜ東京に?
私には皆目理解ができないです。
「どげんかせんといかん!」を超える情熱を都政に対して発揮できる、その裏付けとなるストーリーが全く感じられない。
だから、私は東国原さんはあり得ないです。現状は。
◎小池さん
最後に小池さん。
真面目で筋は通っている、才気も持っていると思います。
でも、革新都政は今の厳しい財政状況ではどうかなぁ…
小池さんが現実路線に変わるのであれば、
保守か中道に転向するのであれば、
応援してしまうのかもしれない。
まぁ、当面はあり得ないか…
ということで、どの候補者もがんばって欲しいと思います。
イメージだけで戦わないで、志と政策で競ってくださいませ。
駄文長文、失礼しました。