2009年12月25日
幼保一元化施設についての要望書
よい施設になるよう、微力ですが民主党も取り組んでまいります。
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平成21年12月25日
渋谷区長 桑原敏武様
渋谷区教育長 池山世津子様
渋谷区議会民主党
幹事長 鈴木 建邦
副幹事長 吉田佳代子
副幹事長 浜田 浩樹
会員 芦沢 一明
幼保一元化施設についての要望書
平成21年度補正予算に盛り込まれた幼保一元化施設を視野に入れた施設整備については、不況を背景にした待機児数増大に対応しつつ、教育と保育の双方を充実して保護者の期待に応えようとするものであり、高く評価するものであります。
幼保一元化施設については、渋谷区では新たな取り組みであります。ここに、会派として要望事項を取りまとめましたので、提出いたします。
1、 総括
(ア) 幼稚園児の預かり保育料と1〜3歳児の保育料、および各保育園における保育料について、齟齬が出ないようにすること。但し、保護者が過剰な負担を強いられることのないよう配慮すること。
(イ) 幼保一元化については、効果を利用者・関係者も含めて慎重に検討したうえで、有効であるならば各幼稚園・保育園に拡大すること。
(ウ) 幼稚園教諭と保育職員との連携に留意すること。特に非常勤保育職員を雇用する場合には、待遇面でスタッフ間に不合理な格差の出ないように配慮すること。
(エ) 預かり保育の時間など幼稚園児と1〜3歳児が異年齢保育を受ける場合には、事故等の起こらないよう休憩スペースの確保など十分な配慮を行うこと。
2、 山谷幼稚園の幼保一元化について
(ア) 当面配食サービスを活用することはやむを得ないが、食育の観点から十分な対応を行うこと。
(イ) 子育て支援機能を充実させ、地域の子育て世代との交流を図り、地域の子育ての中核施設とすること。
3、 西原地区の幼稚園&保育園の施設整備について
(ア) 施設整備にあたっては、「渋谷型幼保一元化施設」にこだわらず、多様な選択肢を検討すること。幼保一元化施設を検討する際には、先行する山谷幼稚園の状況を十分精査した上で行うこと。
(イ) 子育て支援センターの併設など、子育て支援機能を充実させ、地域の子育ての中核施設とすること。
(ウ) 公園を移設して、そのスペースを一体的に活用できるようにすること。
(エ) 小学校と幼稚園・保育園の連携を一層推進すること。
(オ) 沿道の拡幅、階段のスロープ化など、近隣の道路状況を改善させること。
(カ) その他、施設整備にあたっては地域住民と十分協議の上進めること。
以上