渋谷区議会予算委員会:総括説明渋谷区議会都市環境委員会:神宮前「くらしの道」

2006年03月07日

勉強会「まちづくりと建築物の高さ制限」

「渋谷区に建築物の絶対高さ制限の早期導入を求める会」さんと民主党区議団の3人とで企画した勉強会「まちづくりと建築物の高さ制限」が行われました。

規制緩和によって超高層ビルなどの乱立がつづき、周囲の住環境悪化が叫ばれる中、現状の法体系の中で可能な「高度地区」制度を利用した絶対高さ制限を導入しよう、というものです。

これによって、指定地区内では制限を越えた高層ビルを立てることが原則できなくなります。

 

日本の法体系では、基本は「建築自由」つまり自分の持っている土地に何を立てようが自由、という考え方を持っているということです。

都市計画法や建築基準法によって各種の制限がありますが、それを満たせばあとは自由、ということです。

建築確認制度も同様の考え方を持っているようです。

 

ところが、それではいろいろと問題があります。

ひとつは法の制限ぎりぎりを狙うこと。地下室マンションなどはその典型で、違法とはいえませんがかなりぎりぎりのところで建築するので、周囲との摩擦が起きるケースが多いです。

また、建築紛争なども頻発しています。
「法を守ればいい」という立場の建築業者と「周辺の環境を守るために十分な配慮をしてほしい」という周辺住民の間にトラブルが起こるケースがあるのです。

 

現行法制度を遵守しつつ、住環境維持に最大限の努力をする。

そのために、この「高度地区」による絶対高さ制限は検討に値すると考えています。

渋谷区としても08年から原宿や代官山、そして上原富ヶ谷地区で導入することを検討しているところです。

しっかりと議論をリードしていきたいと思っています。



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kenposzk at 23:18│Comments(2)TrackBack(0)政党活動 

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この記事へのコメント

1. Posted by NAOTO   2006年03月08日 13:48
けんぽうさん、こんにちは。お久しぶりです。

僕はお隣の新宿区の住民ですが、ちょっと前に同じく「絶対高さ制限」の導入論議がありました。

僕は14階建ての分譲マンションに住んでいるのですが、そのときの説明会では、既存建物についてもこの制限が適用されるかも、ということで、個人の財産の価値を守れとばかり、マンション理事会が立ち上がりました。

法律家も交えたその後の論議で、「既存建物には適用されない」ということになったらしく、一安心しています。周囲の景観にそぐわない高層建築物は論外ですが、今議論されている「建築確認」の件と同じく、それを建てることが周囲にとって良いことか悪いことか、建築許可を出す前に考える制度があってもいいのではないかと思いました。
2. Posted by けんぽう   2006年03月09日 10:52
建て替えの場合に適用するか否か、という話ですよね。

そのあたりはかなりの議論になっています。
参考にさせていただきますね。ありがとうございました。

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