日野市議選応援消防団の救命講習に参加

2006年02月17日

本多平直前衆議院議員に、薬害エイズ問題のヒアリング

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インターン生とともに、本多平直前衆議院議員のヒアリングを行いました。

本多さんはもともと枝野幸男衆議院議員の政策秘書を長く勤めた方です。
今回は、1995年前後に新党さきがけスタッフとして菅直人さん、枝野幸男さんとともに薬害エイズ問題に立ち向かった経験を中心にお話いただきました。


薬害エイズ問題は、血友病に対する薬の使用によってエイズ感染が起こってしまった問題です。
当時の厚生省は危険性を知っていた(人の血液を原料にした薬であり、エイズ感染者の血液も原料に混入していたためにエイズ感染の危険性があった)のに薬の使用を差し止めなかったために、その責任が厳しく問われました。

・行政が自らの誤りを認め、謝罪した(菅直人氏が大臣として真相究明に当たった)こと
・人の生命を守ることが政治の役割のひとつであることが改めて認識されたこと
という二点の大きな政治的意義があります。


本多さんのお話は生々しく、当時の状況を知らないインターン生にとっては衝撃的な内容だったようです。
リベラル的考え方の中心である【最小不幸】(政治の大きな役割は不幸な人を減らしていくことである)という考え方を体感できたのではないでしょうか。

私にとっても、改めて問題の経緯を伺えて非常に勉強になりました。


民主党の中でも有数のリベラル派論客である本多さん。
考え方は違うところも多々ありますが、議論することによって新しい視点を教えてくださる貴重な先輩です。

こういった方にぜひとも国政復帰していただきたいです!!!
熊谷近辺の方、本多さんの今後の活動にご期待ください。

 

なお、今までのインターン生向けヒアリング企画は以下のような内容です。
今後も継続してやっていきたいです。
(単独企画)
・藤田幸久衆議院議員(当時):NGO活動と日本の国際貢献等
・ツルネンマルテイ参議院議員:帰化日本人政治家としての視点
・本多平直前衆議院議員:薬害エイズ問題
・ベンチャー企業社長:ベンチャー起業、就職活動
・情報関連企業役員:ITビジネスの今後
・元大蔵省局長:官僚制度について、国際経済を見る視点について
・内部障害の患者の方:内部障害について
・遠藤連合東京事務局長(当時):労働組合について

(共同企画)
・菅直人衆議院議員:大臣経験と日本の将来について
・鳩山由紀夫衆議院議員:日本国憲法私案について


 



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kenposzk at 23:24│Comments(0)TrackBack(0)日常活動 

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