菅直人待望論渋谷区議会:都市環境委員会(笹塚13号通り公園)

2005年09月19日

議員年金(市議会議員共済)を廃止しよう!

地方議員には共済組織があります。
いわゆる「議員年金」とひとくくりになっていますが、私たち区議会議員は「市議会議員共済」に加入しています。
これは、国民年金もしくは厚生年金と共に加入します。

月8万円弱が掛け金、厚生年金に近い形で自治体からも7万円強が負担され、財源とされています。
※ 私の場合ですと、このほかに国民年金が月13000円払っています。
給付は12年以上務めると年額200万位、40年務めると300万円位です。
これらの額は市区ごとに異なります。

ちなみに、12年務めない場合は掛け金のみの総額の50〜75%が一時金として支給されます。
割合は在職期間によります。


この市議会議員共済、私は廃止を主張しています。
わかりにくい上に、合併などで議員数が絶対的に減少しますから、明らかに破綻する方向なのです。
このままでは税金の投入ということで国民の負担をお願いする可能性も高いでしょう。
それだったら今のうちに廃止してしまったほうがすっきりすると思うのです。

制度的な問題があって、個人として脱退をしたり議会単位で脱退をしたりすることはできないので、未だに払っていますが・・・
他の市区の議員にも働きかけて、市議会議員共済(議員年金)の廃止を訴えていきます。



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kenposzk at 09:44│Comments(3)TrackBack(0)議会活動 

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この記事へのコメント

1. Posted by chosan   2005年09月19日 12:31
 簡単に制度を見ただけでも他の年金制度よりもかなり有利なように思います。厚生年金で勘違いされやすいのが、保険料の負担が事業主との折半になっていますが、これも会社の利益から払われることを考えるともらえたはずの給料から払っているにすぎず、自己負担と変わりはないでしょう。実際に社員の給料を増やしたいが、給料を増やすと労災、雇用保険、健康保険、厚生年金の保険料も増加するため二の足を踏む経営者も多いようです。
 また、共済年金と厚生年金を比較しても共済年金のほうが有利なようです。現在保険給付の平均額は共済年金のほうが、厚生年金よりも月額で2〜3万円多く、年金給付の財源から考えてみてもかなり有利なことは間違いありません。
 なにはともあれ、議員年金はやはり廃止した方がいいと思いますので、ご活躍に期待します。
2. Posted by 渋谷区議会議員・鈴木けんぽう   2005年09月19日 20:05
いつもコメントありがとうございます。

制度的な問題で全市区議会議員を巻き込む議論になってしまうので難しいのですが、できる限りがんばります。

年金の全体像自体は細かいところはよくわかっていないので、いろいろ教えてください。
基本的にはシンプルな制度がいいと思うのですが・・・
3. Posted by chosan   2005年09月21日 21:27
 はい、僕でできることだったら頑張ってやりますよ!!
できるだけわかり易く、年金制度を皆さんに説明していければと思います。しかし、一体どこから手をつけたものか結構悩むところです。過去に断片的に保険料や給付される年金の額などの記事を書いたのですが、やはり一度きちんとした形に整理すべきかもしれません。できればそのあたりのアドバイスを頂ければ幸いです。もちろんけんぽうさんの議員としての視点で結構です。年金問題についてこういう情報があれば助かるとかいうことでも結構ですので、一度けんぽうさんのご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。

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