2005年09月12日
ライブドアブログサービスの意味とは(公開停止について)
投票日の前日、私がライブドアのブログサービスを使って公開している活動日記が公開停止されました。
何でも、
「特定の候補者、政党に関する応援、あるいは投票行動に影響を与える表現が含まれ」ているから、禁止事項に抵触する恐れがあるとか。
そのために、選挙後まで公開を停止したそうです。
正直言って、残念でなりません。少なくとも私は公選法を遵守した投稿をしていましたし、候補者や政党名を選挙期間中出さないという配慮もしていたつもりです。さらに、基本的には「○○さんが来た」のような事実しか乗せていません。
参考までに:
livedoor利用規約第8条(禁止事項)第1項(9)
「選挙運動又はこれに類似する行為、公職選挙法に違反する行為」
ライブドアにはさらにいいサービスを提供して欲しいので、私の意見を少し書くことにします。
ブログという「言論」を扱うサービスですから、いくら提供側といえども言論の自由を軽々に奪うことは出来ないのではないでしょうか。
これだけのサイト数を誇るライブドアですから、いわば「公器」としての振る舞いが求められるのではないでしょうか。
私たちブログサービスの利用者も、ただ単に無料で一方的に利益を享受しているわけではありません。
意見や情報といった知的財産をライブドアおよびライブドアのユーザーに無料で提供しているのです。
そういった認識をぜひとも持っていただきたいと思います。
韓国の大統領選、米国の大統領選を見るまでも無く、大衆が政治をも動かせるだけの貴重なツールになったことによって、ツールとしてのブログの評価は高まりました。
曖昧模糊とした基準でいきなり閉鎖するのは、ブログサービス自身の首を自分で締めることにあたりませんか?
自由な言論を封殺する結果に終わりませんか?
少なくとも、公開停止にするならそれなりの基準を明示していただきたかったし、どこが該当すると判断したのかの説明が欲しかった。
ライブドアがどのように考えるかは自由ですが、自らのサービスの意味をしっかりと踏まえて、さらにいいサービスをして欲しいと思っています。
皆さんの意見はいかがですか? 教えてください。
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この記事へのコメント
どちらにせよ、けんぽうさんのおっしゃるとおり、法律を元に、ガイドラインを設けておく必要はあるでしょう。
まあWebなんだし、独自ドメインも確保されているようですから、この機会にご自分のドメインで専用のブログを立ち上げてはいかが?SEO的にもいい結果が得られると思います。
公選法は確かに難しいんですが、構成要件にも該当していないのに、しかも予告もなく停止するってのはあまりにも強引過ぎるのではないでしょうか。
MTも考えたんですが、面倒なのでミラーサイトをエキサイトに作ることにしました。SEOは気を使いますが、「渋谷区議会議員」「渋谷区議会」では議員の中ではトップになりました!
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さんログアウト
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