ほりえもんながつま昭国政報告会に参加

2005年08月28日

政治における手続きについて、今必要な日本のリーダー像について

トラックバック頂きましたので、こちらで返信します。

簡単に言えば、
(1)今の日本の状態は解散までの手続きなど悠長なことをいっていられるような状態ではない。今の日本の借金の状態は第一次世界大戦後のドイツが債務超過でハイパーインフレになったような状態に近い。
(2)問題を「十分に議論をして・・・。」と言って先送りするのではなく、今の日本を変えていくために、優秀なトップを立てて、トップダウンで早急に対策を進めていく必要がある
(3)だから、郵政民営化を問題にした解散は妥当だ(これは書いていませんでしたが、付け加えました)。
というご意見を頂きました。


(選挙期間中でちょっと時間が取れないので、雑な議論になりますが、ご容赦ください)


1)緊急時の取り扱いというのは、限定的であるべき


例えば、テロがあっていきなり経済が不安定化したときの緊急的な処理が必要なケースもあるでしょう。その場合、ある程度スピードを重視して手続きを簡略化することもありえます。

ところが、この「緊急時」というのを拡大させると、いつでも緊急時になってしまいませんか?何でもありになってしまうのではないでしょうか。これは、私にとっては「裁量権の拡大」そのものなので、正直ちょっと納得できません。


更に言えば、ダイレクトに債務超過の解消のための緊急的な取り扱いを巡って解散するならまだしも、「郵政民営化」は財政の好転とは直接の関係がない(あえて言い切りますが)なので、「手続き」を軽視していいほど緊急性のあることだとは思えません。


(2)優秀なトップによる対策の推進について


郵政法案を慎重に読んでいくと、これが優秀なトップによる法案かなぁ、と首を傾げてしまいます。具体的な話は避けますが、自民党の中であれだけ反対者があって、抵抗も激しかったのを見ていただければその片鱗はご理解いただけるでしょう。

郵政と関連が低い議員でも、民営化を推進している議員でも、この法案にもろ手をあげて賛成、という人はいないはずです。
余りにもひどすぎる法案です。

これを、徹底的に反対者の意見を聞いて検討するならまだしも、いきなり解散ぶっ放してしまうのは本当に「優秀なトップ」といえるんでしょうか?


本文では日産のゴーンさんに言及なさっていました。
ゴーンさんだったら、反対者の首を一方的に切るようなまねをするでしょうか。
逆だと思います。現場にでて、とことんまで話し合って、優秀なスタッフとともに日本全国を駆け回って議論を粘り強く続けて対策を練り上げたのではないでしょうか。もちろん時間は区切って、早急にやるでしょうね。

確かに厳しいコストカッターとしての一面をゴーンさんは持っていましたが、その一方ではコミュニケーションを大切にして徹底的に相互理解を進めたのがゴーンさんの姿なのだと思います。
だからこそ、一致団結して日産はV字回復を遂げられたのではないでしょうか。


○まとめ

緊急時だから解散していい、とは思いません。郵政民営化は直接日本の財政を好転させるような政策ではないからです。間接的にはかなり大きな影響を与えるとは思いますが。


次に、今必要なのは確かに強力なリーダーだとは思います。
ただし、最低限、
 ・反対者でも納得できるような優れた政策
 ・少なくとも周りを固めるスタッフは一致団結できるだけの説得力
が必要でしょう。
小泉さんが両方を持っているとはとても思えません。

じゃあ岡田さんかといわれると、本音を言えばなかなか難しいところではあるんですけどね・・・岡田さんはリーダータイプではないような気がしますし。


ということで、お答えになりますでしょうか。

なお、このまま郵政民営化が政府案のまま実現すると、かなりの確率で日本は破綻するんじゃないかなと本気で思っているということを付け加えます。そうならないといいんですが。



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