原理原則について、改革のスピードについてほりえもん

2005年08月26日

尾道市立辻堂小学校、陰山校長の話(視察まとめ)

ライブドア政治カテゴリ11位です。すごい!!

・・・て、有名どころが登録していないだけのことです(笑)

 

それはさておき、視察の報告。
尾道市土堂小学校の、陰山校長のお話を聞いてきました。

シンプルに言ってしまえば、こんな構造。

(大前提)子どもの【生きる力】が低下している。
・学力だけではなくて体力も落ちている。

(教育を取り巻く環境)
・日本は教育費支出が少ない(公教育の支出水準はダントツの最低レベル、家計支出を合わせてもかなり低いレベル)
・教員は限界に来ている(これ以上仕事を増やせない。支出が少ないなか良くやっている)
・教えるべき事項を教えていない(「富士山の位置」を知らない大学生が10パーセントを超える!)
・東京しか見ない研究者、現場を知らない官僚

(原因)
・睡眠不足:TVゲームの視聴時間(>総勉強時間)が長くなっている
・食の貧弱化:朝食抜き、品目現象(ファストフードの蔓延など)
  →どちらも学力(脳の機能)・体力(体格や走力など)を低下させることが統計的に検証されている

(解決策の提示)
・脳力と体力をベースアップ(早寝早起き・朝食および食育)
・教える内容の絞込み(本当に必要不可欠なものをテンポよく教える)→発展的内容を扱う時間を確保&テンポよく教えると脳が良く働く
・その他、基礎的な生活指導が必要(日本の教育は徳育中心)→これ、区長がよく言ってますね。さすがだ。

※世の中に良くある誤解
・お金と学力に相関関係がある
  → 必ずしもそうとはいえない。所得の低い層でもかなりの優秀な生徒が出ている
・時間を掛ければ学力は上がる
  → 基礎的な脳力・体力・気力が無ければ時間をかけても疲れてしまうだけで逆効果


なかなか面白かったです。勉強になりました。
2日間かけていっただけのことはありました。

陰山先生はただの「百マス計算の人」ではなかったです。
特に、私は教育についてはまず基礎的な脳力が大事だと思っているので大変共感しました(インターン生諸君はよくわかっていると思いますが)。
小学校でクラスの平均偏差値が60超えるってのはすごすぎる!!!

ただ、もう少し検証は必要かもね。
勉強します。



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kenposzk at 01:17│Comments(0)TrackBack(0)

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