ほりえもん尾道市立辻堂小学校、陰山校長の話(視察まとめ)

2005年08月25日

原理原則について、改革のスピードについて

21日にコメントをいただきましたので、その返答を記事にしてしまいます。

私は、基本的に「原理原則」というものを重視しています。
反対語(でもないが)は、「裁量」とか「例外」とかです。

役人や権力者が自由に決められる「裁量」。
都合の悪いことを適当な理屈をつけて融通する「例外」。
こういうものが法規をゆがめた結果、日本はこんなにもダメな国になってしまった!

そういう意味で、私は議会の中(だけじゃないけど)での
「手続き」
という原理原則を壊すことは大反対です。

今回の郵政解散は、参議院の議決によって衆議院を解散するという、意味不明な前例となってしまいました。
二院制というのは参議院が衆議院と全く違った議決をすることができてはじめて機能します。
今後は、総理大臣は解散をちらつかせて参議院議員にプレッシャーを与える(衆議院議員が必死になって説得するでしょうから)ということが常套手段になるでしょう。

なぜ二院制を敷いているのか。そのあたりをぜひ考えていただきたい。
(二院制に諸手をあげて賛成というわけではありません。あしからず)


「裁量」とか「例外」が社会保障をはじめとする国の制度を骨抜きにしています。
議会での議論の仕方でも同様です。

 

さて、スピードの件ですが。
それだけ重要な法案なんだから、もっとちゃんとした法案を出せばよかったでしょ。

郵政法案を実際読んでみると、ほんとずさんな法律だと思います。
だからこそ、与党議員であっても徹底的な反対者があれだけ出たのです。ひどすぎるから。

内容に言及はいたしませんが、各国会議員のHPなどには問題点が乗っています。
どうぞご参照ください。

実際私も日本はぎりぎりのところを行っていると思っています。
一歩間違えると簡単に転落する。
だからこそ、最適な手段を探さなきゃならないのです。

民主党だって、いい案なら賛成したでしょう。
かなりの議員が民営化大賛成なんですから。
実際、国会に提出された大半の法案に民主党は賛成しています。


危機感をあおるだけあおって失敗した時のダメージは大きいでしょうね。
日本は、ぎりぎりのところを行っているわけですから。

急がば回れ。ベストな案を模索すべきだと思いますが、いかがですか?


ということで、またコメントください>chosan さん

 



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この記事へのコメント

1. Posted by TARO   2005年08月25日 21:41
ども。で、突っ込みなのですが、なぜに同じタイミングで民主党は「民主党版郵政民営化案」を出さなかったのでしょう? まさにこれだけ論争になったのだから、チャンスだったと思いますよ。民主党の政策立案・提案力を示すという点では。 そうすれば、たとえ小泉さんが解散総選挙したとしても「自民党案」vs.「民主党案」で、どっちの民営化案を選ぶ? って話になったと思います。でも、民主党はそれをせず、ひたすら反対しかしませんでした。それってたとえ多くの法案に賛成していたとしても、「対案出さずに反対する」旧社会党とあんまかわらねーな、っていうイメージを与えてしまったと思います。出てきた案も、結局は「折衷案」のように見え、賛成派が多いとはいえ党内では意見がばらばらなのかな、というのを感じてしまいます。
2. Posted by TARO   2005年08月25日 21:41
(続きです)
正直、民主党はアピールすべきところでアピールしなかった、いやできなかったというのが、このままいくと今回の「敗因」になりかねないと思います。正直マーケティング力というかビジネスセンスのなさを感じてしまいました。これを挽回できない限り、今回民主党は数を伸ばしても、また共産党や社民党の議席を食うくらいで、政権奪取は夢のまた夢で終わってしまうのではないかなと思います。 正直期待しているだけに、今回の「対案出さなかったこと」と「あまりにも折衷的な郵政改革案」にがっかりしました。「たのむわ、ほんまに」という感じです。
3. Posted by 渋谷区議会議員・鈴木けんぽう   2005年08月26日 00:44
けんぽうです。TAROさん、コメントありがとうございます。

党本部のセンスの無さは、本当に同感です。どうかしてる。
戦うべき時に戦えないってのはどうしようもないです。

歯がゆくてしょうがないです。
これは多くの国会議員にも言いたいです。
自分の当選だけ考えるな! って。


逆に言えば小泉さんは稀代の戦略家だなとも思います。
とはいえ、ルイ15世がいったような、
「我亡き後に洪水来たれ!!!」
という雰囲気も強く感じます。

ぶっちゃけ、後はどうでもいいんだろーなーと。


4. Posted by 渋谷区議会議員・鈴木けんぽう   2005年08月26日 00:45
(続き)
ちなみに、民主党の案は、なかなかいいなと思いますよ。
単なる折衷案と斬って捨てるのももったいないと思います。
確かに、選挙的なアピールは低いかもしれませんが。
 

これはわかっておいて欲しいのですが・・・
党本部の戦略や政策については、私は一般の有権者とほぼ同じ程度の情報しか得ていません。
同様に、小泉政権についても、一般の有権者とほぼ同じニュースソースしかありません。

ですから、「自分はこう思う」というレベルの話までしかできないことをご了解下さい。

またコメントよろしくお願いしますね!

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