2014年07月

2014年07月23日

渋谷区議会総務区民委員会視察(西之表市・奄美市・霧島市)

先週、渋谷区議会総務区民委員会で3都市視察してきました。

西之表市(種子島):長期振興計画、ふるさと応援寄付金、種子島開発総合センター
奄美市:奄美豪雨災害の検証と今後の防災への取り組み、旅行支援事業
霧島市:霧島ジオパークの取り組み


会派視察と違い、委員会視察は各委員に色々な希望があって視察項目も場所も十分満足できるものではないのだけど、それでも出会いというか見るべきポイントが見いだせるのが面白いですね。
今回で言うと、自分が提案したのは長崎市の観光行政(軍艦島やさるく事業など)と伊佐市のふるさと納税(有名な焼酎を特典としてから大人気)でした。
結局場所は希望通りにならず、視察項目で観光行政とふるさと納税を入れてもらうこととなりました。

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西之表市、ふるさと納税と長期振興計画。
ふるさと納税については、伊佐市の取り組みに非常に衝撃を受けた様子がありありと感じられました。
伊佐市に直接行くことはできなかったけれども、都市間競争の中のふるまい、という点で非常に参考になります。

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奄美市、豪雨災害対策と観光客誘致の補助金政策。
素晴らしい自然の地。交通の便もよく、LCCも入っていて今後さらに発展しそう。
奄美市では観光客を誘致するために、観光業者が新規ツアーを組むことにたいして補助金を出しています。
パンフレット代や借り上げバス代、あるいは部活などのスポーツ合宿等に対して。
中小業者が奄美へのツアーを組むインセンティブとして機能しているよう。
観光客一人当たり500〜1500円程度の支出ですので、新規観光客の呼び水となっているのならば十分ペイしていると言えそうですね。

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霧島はジオパーク(自然を活用した教育・観光)。
説明の中で触れていただいた新萌岳の噴火の話が生々しいです。
たった五センチの火山灰で車は動かない・クーラーや精密機器が動かなくなる・雨が降れば電線が切れる等、相当しんどい状況になるらしいです。
ちなみに、都の推計では富士山噴火で渋谷の降灰は確か五センチくらい。
ジオパークは霧島の山々の火山活動の痕跡を見せるもの。
その意味で、新萌岳の噴火は、リアルタイムに噴火や植生の変化などを体感できると言う意義のあるもののようです。

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という感じで、視察項目直接ではないことに関しても、参考になる情報が結構ありますね。
こういう「いろいろなところからヒントを拾ってくる」というのは、議員にとってはとても大切。気づく力というか。

以上、簡単ですが視察の報告です。

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2014年07月22日

河津区民保養施設について

新たに開設される河津区民保養施設の紹介が区ニュースに乗りましたね。

渋谷区ニュース(7月15日号)


さて、この第二保養所についてはいろいろ紆余曲折があるのですが、この辺を解決するために民主党渋谷区議団では区長に対し要望書を手渡しています。
9月議会で条例の修正が行われる予定なので、そこで多少なりとも反映されるはずです。
今後ともできるだけ効果的な施設運営が行われるよう求めてまいります。

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○区民保養所についての、私の基本的な考え方


・基本的には、保養所を取得して区民に保養の機会を提供するというのは不要
・しかし、現行保養所であるの二の平渋谷荘は95%の稼働率と言うことで、区民の一定の支持を得ている
・区民が慣れ親しんだ保養施設である以上、閉鎖したり売却したりする必要はない

・二の平渋谷荘が予約が取れない状況である以上、区が第二保養所を開設するのは否定しない
・今回の施設は老朽化していること、後継者がいないことなどで比較的安く取得できたようである
・以上の2点より、取得することは容認した

・ただし、単なる保養所としては、二の平には負ける(運営、交通の便、施設面など)
・そこで、介護予防やスポーツ振興など、政策目的を絞った形で運営の効果を高める必要がある
・それを具体化させるために、以下の要望書を提出し、スポーツ振興や介護予防等の性格を加えることを求める


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○提出した要望書


201471

渋谷区長 桑原 敏武 殿

 

河津区民保養施設に関する要望

 

民主党渋谷区議団

幹事長 芦沢 一明

副幹事長 鈴木建邦

副幹事長 治田 学

会員 吉田 佳代子

 

 

河津区民保養施設について、下記の通り要望します。

 

 

1、高齢者の介護予防、障害者支援、スポーツ振興などの目的での利用に対し最大限の便を図ること

2、減免制度を設け、高齢者の介護予防、スポーツ振興などの目的をもつ団体、障害者とその家族の負担を軽減すること

3、「子どもたちの健やかな成長を育み、区民の健康と福祉の増進を目的」とする条例第一条で示された目的を達するため、自主事業を提供すること

 

以上

 



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2014年07月10日

民主党渋谷区議団、区政報告会を行います!

日頃は叱咤激励いただきましてありがとうございます。

民主党渋谷区議団の区政報告会を企画しました。
渋谷区議会の状況をご説明し、皆様のご意見を伺いたく存じます。
どうぞご協力ください。みんなで考えましょう! 


【日時】7月31日 (木) 18:30-20:00 (予定)
【テーマ】区営新保養所(伊豆・河津町)、区庁舎建替時の仮庁舎建設、保育施設拡充、解釈改憲に関する請願、議員の海外視察など
【場所】笹塚区民会館(笹塚3-1-9 03-3377-1060)


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2014年07月01日

解釈改憲に関する請願への討論(要旨)

「憲法の解釈改憲による集団的自衛権行使を容認しないことを求める請願」について、芦沢議員が会派を代表して賛成討論を行いました。
(参考)「解釈改憲反対」の請願に賛成

日本は今まで、平和憲法を標榜して努力を続け、一定の評価を受けてきました。
時代は変わり、冷戦構造やアメリカ「世界の警察」時代は終わりを迎え、また日本の経済的な地位も変わってきつつあります。
そのなかで、自衛についても見直しが必要になっているのは言うまでもないことです。

しかし、それは国民的な議論の上にたち、適切な手続きを経て行われるものでなくてはなりません。


そんな私たちの思いが込められています。
以下、「憲法の解釈改憲による集団的自衛権行使を容認しないことを求める請願」への賛成討論の抜粋です。

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民主党渋谷区議団を代表して、受理番号21号「憲法の解釈改憲による集団的自衛権行使を容認しないことを求める請願」の採択に賛成する立場から討論を行います。

・・・

戦後の日本は、第二次世界大戦の反省の上に立って、憲法に平和主義を掲げて、軍事に依存しない国家の生き方を選択し、今日の繁栄をもたらしました。

昭和52年、マニラを訪れた当時の福田赳夫首相は「歴史を見れば、経済的な大国は同時に軍事大国でもありました。しかしわが国は憲法のもの、決して軍事大国の道を選ばないことを決意し、その力をアジアと世界の平和的建設と繁栄の向上に尽くしたい」と演説し、内外から高く評価されました。
ODAの積極的な展開、青年海外協力隊や災害救助隊、そして様々なNGO団体などが世界の隅々で地元の人々を支援してきた活動の一つ一つが、平和と発展に貢献する日本のイメージを作り、日本への信頼感を生みだしてきたことは事実です。
東日本大震災の時、世界168カ国の政府・国民の支援を受けたのも、こうした活動の成果であり、消極的平和主義などと批判されるものではありません。

・・・

問題なのは、憲法の規定を根拠に、他国の戦争に参加することを禁じてきた政府見解を、憲法解釈の変更によって変えてしまおうという手法そのものです。
国の根幹にかかわる事柄を変えようというのであれば、憲法改正の手続きに沿って民意を問う選択をすべきなのは言うまでもありません。そうした手法をとらずに、国会審議や国民的議論も極めて不十分のまま、本日の閣議決定によって強引に集団的自衛権の行使容認に踏み出すことは大いに問題がありますし、これまでの立憲主義の立場からも大きく逸脱していると言わざるを得ません。

・・・

当初は、安倍首相自身が「憲法上認められない」としていた集団安全保障に対しても、大野元裕参議院議員の質問主意書への答弁で、参加が可能であるという立場が打ち出されました。自衛隊の軍事活動参加への歯止めが利かなくなる可能性が出ています。

・・・

毎日新聞が6月27日・28日の両日に実施した全国世論調査では、日本が集団的自衛権を行使できるようにした場合、他国の戦争に巻き込まれる恐れがあると思うかの問いに「思う」が71%と「思わない」の19%を大きく上回る結果となっています。自民党を支持する皆さんでは約6割、公明党を支持する皆さんでは約7割が「思う」としています。与党に所属される地方議員の皆さんの中にも「なぜこんなに急ぐのか」「もう少し議論を」という声が多く出されているようです。

・・・

この請願は、国のありようを大きく変えてしまう事柄を、政府による憲法解釈の変更と閣議決定と言う手法で推し進めようという政治の暴走を憂慮する広範な世論を背景にしたものだと考えます。
平和・国際都市を目指す渋谷の区議会が、この思いにこたえていくことは、日本の将来を考えたときにきわめて大きな意味をもつものであると考え、この請願に多くの議員の皆さんが賛同されることを訴え、賛成の討論といたします。

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kenposzk at 16:52|PermalinkTrackBack(0)

「解釈改憲反対」の請願に賛成(ややこしいな)

午後、集団的自衛権の行使が容認される方向で憲法解釈変更が閣議決定されます。

時間を合わせるように、午後1時からの渋谷区議会でも2本の関係する請願が議決されます。
どちらも「解釈改憲は止めろという意見書を国に提出してくれ!」という区民からの要望で、どちらも否決されるみこみです(すでに委員会で否決されています)。


私は、この請願に賛成です。
今回の閣議決定による解釈改憲は反対。


集団的自衛権については、重要性はあるのかもしれません。
しかし、30年も続いた憲法解釈を、それもとても大事な条文の解釈を、国会ではなく一内閣の判断でころっと変更してしまうことは極めて問題があると思っています。


公明党さんの努力で内容は限定されたようですが、どっちかっていうとむしろ手続きの問題。
自公多数の国会ですから、行政権ではなく立法権の範囲で議論をリードすることはできたはずです。
もっともっと国民的な議論が必要なのに…


大変残念なことになってしまいました。
まぁ、区議会議員の権限としては、提案された請願に賛否をしめすことしかできません。
否決される見込みですが、「解釈改憲には反対」の請願に賛成票を投じてきます。




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kenposzk at 12:01|PermalinkTrackBack(0)