2010年07月

2010年07月20日

参院選雑感。

今更ながら参院選の雑感を。

事実としては、
1)比例の得票数は落ちたものの、民主党が比例第1党。にもかかわらず獲得議席第2党。
2)序盤は民主党優勢、しかし終盤にかけて急速に民主党劣勢
3)完全なねじれ国会


1)からは、選挙制度的に致し方ない点もありますが、民主党はまだまだ堅調であるといえます。
2)からは、選挙の拙劣さに起因するブレーキがかなり深刻だった、と。


私が思うのは、あまりにマニフェスト(公約)についての取り扱いが杜撰だったということです。
公約が修正されるのは仕方ありません。時間が過ぎるにつれて情勢も変わりますし、なにより与野党間の情報格差がありますので、与党になってから現実に合わせなくてはならないことが往々にしてあるからです。

しかし、マニフェストの修正には、現状認識の明示、公開で公平な議論、そこから導き出された合理的な理由
の提示、そして修正に対する一定の謝罪と国民の納得、が必要です。
今回は、党員たるわれわれでさえマニフェストの修正について議論・疑問がある状態であり、十分な議論と説得が行われたとは口が裂けても言えません。

いわば、レッテルを張れば「マニフェスト(公約)を杜撰に扱っている」状態です。これじゃー勝てんよね。国民から信頼されるはずがない。少なくとも民主党政権は前政権と違い「マニフェスト(公約)を尊重する」という姿勢を明確に持つべきでした。

消費税の議論は、この信頼感の欠如に燃料を与えた存在です。普天間問題でも同様ですが、現実に立脚しない浮ついた議論にしか見えなかった。それは、言葉や公約を大事にしない政権、という印象を与え、信頼感の欠如、不信感の拡大、につながったのではないでしょうか。
それでも得票第1党なので、有権者は実に寛大だなぁ、とも思うのですが…


まぁ、我々地方議員としては、今回の選挙を反省材料に、地域での公約、選挙政策に「とことん忠実に、とことん大切に扱う姿勢」を明確にしなければなりませんね。 言いっぱなしは絶対! ダメです。

具体的には、
・進捗状況
・できなかった場合には、できなかったと正直に提示
・できなかった理由、方向転換せざるを得なかった理由
・できなかった場合でも、理念の一部でもどこかに反映し、それを書くこと
さらに、次回作成する場合には、
・前回公約との整合性・連続性を明示すること
が必要です。


有権者は、私たち政治家の「姿勢」をまず見ているものです。
政策はそのあと吟味するか、あるいは政策を見ない人も残念ながら多いですが、どちらにしても第一は「姿勢」です。
#ニッチな政策の場合は政策を第一にして選ぶ場合もあります
肝に銘じて頑張っていきたいですね。


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kenposzk at 23:07|PermalinkTrackBack(0)考え・想いなど