2004年12月
2004年12月07日
本決定
今日は本決定の日。本決定と言うのは委員会審査を終了し、委員会での賛否を決定することです。
条例は3本、「渋谷区行政手続き等における情報通信の技術の利用に関する条例」「行政手続条例の一部改正」「戸籍事務及び住民基本台帳事務における本人確認等に関する条例の一部改正」です。
電子申請・電子調達が導入されますが、それに伴っての規定整備です。
討論では、電子申請などの意義を十二分に認めつつ(私は徹底的な推進派です)、なお脆弱性も想定されるので継続して取り組みをしてほしい、という要望をいたしました。かなり力が入っていました。
もちろん、議決はそれぞれ賛成です。それぞれ賛成多数になりました。
さて、この原稿は委員会散会後、控室で書いています。
なんと、文教厚生委員会が揉めています・・・義務教育の国庫負担金についての請願の取り扱いで、賛否真っ二つに分かれているからです。
これから採決に入るようです。どちらに転ぶのか、どきどきしながら待っています。これから再開するようですから、傍聴をしてきます。
意見書
午前中会派総会&幹事長会http://www.s-kenpo.jp/seisaku/yougo.html#kannjityoukaiで、主に意見書について議論をしました。
意見書と言うのは、「普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる。(地方自治法99条)」。
つまり関係する話について意見を表明することができるものです。
今回は会派「未来の渋谷(うちです)」から2本(「自然災害による被災住宅本体への再建支援制度の確立を求める意見書」「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書」)を提出。公明党さんから2本(「大規模災害の対策と早期復旧」「高齢者虐待防止法の制定を求める」)、共産党さんから5本(「新潟中越地震被災者の救援と生活再建のための支援強化」他)について提出がありました。
意見書は各会派が全会一致しなければ通らないので、自然災害関係のみ提出することで一致になり、文章の調整に入りました。聞くところによると例えば「高齢者」は自民党さんだけが賛成せず、そのために取り下げられてしまったようです。残念なことです。
これから交通問題特別委員会に行ってきます。
2004年12月06日
総務区民委員会(3)
総務区民委員会が開かれました。
本日は専決処分の報告聴取です。
専決処分とは、地方自治法に定められた手続きで、議会で議決しなくてはならない事務のうち議会が認めたものについては議会の議決によらず区長が決定をすることが出来るものです。その後、議会に報告を行わなくてはならないと定めがありますので、今日報告が行われました。
内容は、旧渋谷小学校跡地複合施設についての決定です。情報管理課などが入らなくなったため、その文高齢者福祉施設(特養ホームなど)や病後児保育施設などが入ります。その結果、契約内容に変更が生じたことによって専決処分が行われたのです。
しかし、総務区民委員会は様々な案件が入るので、非常に勉強になります。明日は本決定(委員会で審査を終了すること)ですので、頑張ります。
2004年12月03日
補助26号線
交通問題特別委員会にて、補助26号線の視察を行いました。
いわゆる「中野通り」で、中野から笹塚まで山手どおりと並行して走っています。現状は甲州街道までしか走っていないのですが、井の頭通りの大山町の交差点まで伸びます。地図上では道の一部が出来ていませんが、もうほとんど完成しています。
ちなみに地図はこちら。http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.40.3.121&el=139.40.18.162&la=1&fi=1&skey=%ba%fb%c4%cd&sc=3
12月7日より開通です。今は幡ヶ谷駅前から迂回路を通る車があるのですが、このルートを通る必要がなくなる他、大渋滞の山手通りが少しでも渋滞解消されるといいなあと思っています。
ちなみに、この道は今後どんどん延びていく予定です。まず、東北沢駅脇を通る現行の道路が拡幅されます(十七年度事業認可予定)。続いて、三宿まで道を新設します(測量開始)。三宿から五本木までは既に整備されておりますから、ここに接続されます。そしてそこから目黒通りに向かって整備が行われます。ちなみに、目黒の手塚代議士・伊藤悠区議会議員(仲間です)の事務所はちょうどこの計画にぶつかっているようで、いずれ移転の予定だとか。
眠れぬ夜、将棋トーク???
眠れないので酒を飲んでTVを見ています。乱筆御勘弁。
酒は好きだけど、普段家では飲まないんですが、今日は気が向いたので寝酒です。
それはともかく、NHKで将棋の米長邦雄さんの番組をやってました。これがすごい。
スランプになった時の話をしてました。スランプになった時、彼は弟子に教えを乞うた、それも10代の若者たちに研鑽の場を提供し、そこで学び取ったといってました。
俺は将棋はわからないのですが、羽生善治って名前は知ってます。羽生さんをはじめ、多くの若者と一緒にリーグ戦を戦い、研鑽を積んだそうです。そして、タイトルを取り戻した。
米長さんは師匠に当たるのに「その年でこれだけ勝てるんだから、まだまだ見込みがありますよ」と弟子から言われたらしい。政治の世界だったら、いや、ほとんどのジャンルでは激怒されそうな言葉だけど、やっぱり実力だけが評価される世界、米長さんは嬉しそうにその話をしていました。
さすが勝負師、懐が深いし、勝ちに対する執念がある。10代だろうがなんだろうが、吸収できるものがあるなら頭を下げる。なかなかできないことです。
2004年12月02日
総務区民委員会(2)
本日も総務区民委員会。
前日の続きで、「行政手続条例の一部改正」と「戸籍事務及び住民基本台帳事務における本人確認等に関する条例の一部改正」の二件について審査しました。
行政手続条例については電子申請の導入に伴っての文言整理が中心でしたので、報告のみでした。
「戸籍事務・・・」については、電子申請のときの本人確認をどうするかというものです。
一月から導入を予定されているのは、窓口で「書類を書いて出す」という手続きを家などからインターネットを使って行うことが出来る、というもので、例えば住民票の写しなどは区役所から「○○日以降に来てください」というメールが来て、それをプリントアウトして好きな時間に持っていけばすぐに受け取れる、という仕組みです。
要は、窓口で書類を書く&書類を提出して待つ、という時間と手間を短縮できるのです。
「戸籍事務・・・」の具体的な変更点は、従来は申請書類を窓口に提出する際に本人確認(免許証を見るとか)を行っていたのですが、これを交付の時に行うようにするものです。若干検討が漏れていた部分があったので、指摘をしておきました。「想定をしていなかった。検討したい」との答弁がありました(セキュリティにかかわることなのでここでは書きません)。
こういった、行政が見ている視点と違うところから注意を喚起するのも、議員の重要な役割だと思っています。今後もしっかりと頑張ります。
2004年12月01日
総務区民委員会
総務区民委員会が開かれました。
電子申請・電子調達の導入に伴い、規定の整備を行うための「渋谷区行政手続き等における情報通信の技術の利用に関する条例」の審議です。
電子申請・電子調達の導入に関しては、私は大歓迎をしています。生活上の大変革といっていいほど、利便性及び効率性が極めて向上するからです。とはいえ、大量一括処理が可能なこと(大量データ改ざん・流出などが容易など)、極めて迅速な処理が行われること(例えば住民票の発行を全て電子化・自動処理化した場合には、申請から1秒立たずに発行できるくらい迅速であることなど)から、従来の窓口対応とはまた違った意識が必要であることは言うまでもありません。
そのあたりの意識を議員・職員ともどもにもっていきたいものだ、と切に思います。
これから海江田万里衆議院議員のパーティに行ってきます。