2005年02月13日

時事:ライブドア・堀江社長によるニッポン放送株取得

先ほどの続きです。

ライブドアの意図を考える時に参考になると思うのは、
「堀江社長はなぜメディアに出るのか?」
ということです。

こういった側面、戦略的な側面は経済系の評論家は検討しません。
政治家ならではの視点かもしれません(自画自賛?)。

堀江社長、結構テレビなどに出てました。
フジテレビの対応の問題点を指摘し、かつメディアのサイトの欠点を「自分ならもっとうまくやれる」と主張していました。

これが不思議なんです。
メディアに出てそんな主張する必要なかろうに。
むしろ、乗っ取りに近い形だから反発が予想されるのに、火に油を注ぐような言動をしています。
今更知名度をあげる必要も薄いのに、むしろ乗っ取りという負のイメージがつく可能性がある行動なのに、なぜこんな対応を堀江社長はするんでしょうか。


私は二つの意図を感じています。
一つは、言い訳を用意しておくこと。
「フジサンケイグループができないことを自分達がやる」という主張は、先のプロ野球球団買収とは違い世論には受け入れられないでしょうが、行動の正当性を主張するにあたっては不都合はありません。「自分達は間違っていることはしていない」という言い訳を用意し、それを社会に発信するということではないでしょうか。


もう一つは、視点をフジテレビに釘付けにしておくこと。
増資の可能性やフジテレビとの関係に言及し強く主張することで、視点をテレビに向けてしまうことが予想されます。いわゆる「ブラフ」というヤツです。
これは良く使われる手で、ブラフが一番上手くいくのは「相手が恐れていることを主張すること」です。ニッポン放送の保有株を足がかりにフジテレビを支配する、これがフジテレビにとっては一番怖いことでしょうから、ここを突くことによってフジテレビの動きを止め、世論の注目をフジテレビに集めてしまう。そういう意図なのではないでしょうか。

フジテレビが自己防衛に力を入れ、世間がフジテレビとライブドアの関係に注目している間に、ライブドア側は所期の目的を達成してしまう。
そのために堀江社長をメディアに露出させ、ブラフをかましているのではないでしょうか。


・・・では、ライブドアの真の目的はなんなのか。
明日書いてみたいと思います。

 



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kenposzk at 22:15│Comments(2)TrackBack(0)時事問題 

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この記事へのコメント

1. Posted by ボクシングファン   2005年02月14日 02:10
あ、明日かよ!

引っ張りますね。
気になります。
2. Posted by けんぽう   2005年02月14日 23:13
ボクシングファンさん、書き込み有難うございます。

「目的」というより「戦略」方面になってしまいましたが、ご覧になっていただけましたでしょうか。
ぜひご意見お願いします。

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