2011年02月18日
民主党本部学生インターンさんに「地方議員の仕事」についてお話
昨日は民主党本部青年局主催のインターンシップ講座にお招きをいただき、
地方議員の仕事についてお話をいたしました。
「実際にどんな仕事をしているかを知りたい」
とのオーダーでしたので、予防接種政策を題材にいたしました。
目標としては、
・地方政治に興味を持っていただくこと/意義を感じていただくこと
・地元の首長や議員をウォッチするようになっていただくこと
を掲げました。
以下、いただいたアンケートから抜粋し、文脈をちょっと整理しています。
ご参考程度に。
----------------
・国民に最も近いところで行政を行う地方議員に対する関心が高まりました。
・ワクチン政策に関して、自分がかかわった政策が実現した時に感じる達成感がすごいものなんだなぁと感じました。
・政策実現で協力してもらった人々への感謝がすごいなぁと感じました。
・党所属であることでのメリットがわかって勉強になりました。
・予防接種に関するアンケートで、こどもを持つ親の不満・不安や切実な声が書かれていたので、裏切らないよう対策して欲しい。
・地方自治体議員は身近なようであまり話を聞く機会がなく具体的なことは知りませんでした。より身近な活動を行っている地方自治体について関心がわきました。
・アンケートを一つ一つ回収して、そこから政策を作り上げる姿勢に感銘を受けました。地方議員の理想的なあり方を見ることができました。
・自らの愛する土地を自らの手で買える楽しさ。地方議員の役割に魅力を感じます。
・議員とは自分の枠の中で問題を解いていくことが仕事と思っていたので、政党や地域を越えていきたいという発言にはびっくりしました。
・住民に向けてのアンケートを地方議員がやっていることを初めて知った。渋谷区だけでなく他の区との政策の違いを知りたかったです。
・ツイッター/メール/ブログを通じて住民の意見を救いあげようという日々の小さなことが地域づくりにつながっているのだと感じました。
・地方自治と政府との連携の在り方に関してもお話が聞けると良かったです。
・農村育ちなので、都市部の地方議員の課題は全然違うんだなと思いました。
・宮台真司さん、ステキですよね。
・住民の声はそんなに影響がないのかなと考えていたので、しっかりととりいれアレンジをしていることが聞けて良かったです。
・渋谷区の駅にはほとんどすべていったことがありますが、全く違う雰囲気なので、住民の考え方もそれぞれ異なるんじゃないかなぁと思いました。
・住民の声をアンケートで集めるのは良いと思う。「おいてきぼり感」を感じる政治から変化していく兆しが表れていた。
・主権者という立場にも気付かされました。
・地方議員として活動していくにあたってどのように生の声を活かすか、あるいは活動の中でどんな壁があるのかなど具体的に語っていただきました。
・議員は成長するもの、という話を聞いた時、自分も少し議員になってみたくなりました。
・東口の塾や児童会館を利用しているので、交通量が多くこどものころとても怖かったので、改善していただけると嬉しいです。
・保護者の方の意見がとても生々しく、政治家ができること、やるべきことを深く考えさせられました。
※
フェイスブックでご意見を募集しておりますのでよろしくお願いします。
現在募集している案件は、「渋谷区議会での質問案募集」です。
→ http://www.facebook.com/s.kenpo.shibuya
また、ツイッターを活用して皆さんのご意見を伺っています。
具体例はこちら
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今後も多くのご意見をお寄せ下さいますようお願いを申しあげます。
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2011年02月08日
河村市長の選挙で感じたことたこと、反省したこと
遅まきながら、愛知の選挙結果について。
いろいろな方がいろいろなブログでご意見を表明していますが、私も感じたこと(あくまで感じたことです)、そして反省したことを書いてみたいと思います。
○現場の皆さんの思いは…
名古屋の市民とみられる方を中心に、当事者の皆さんのブログをいくつか見てみました。
懸念を表明するものもありますが、期待感がすごいですね。
実際に改革への取り組みが始まっていること、ボトルネックが議会であること、をはっきりと書いていらっしゃる方もいて、そう見ているのか、と。
確かに、減税も取り組んだ、給料も減らした、自治区も始めた、見える化も取り組んでいる、街に出て説明する…
もちろん見せ方もあるのでしょうが、いろいろな取り組みを目の当たりにして、市民の皆様にとっては、「変わりつつある」という肌感覚があるのだなぁ、と感じます。
さらに、河村市長のマニフェストについて、ワクワク感をもって語っているブログもいくつか見つかりました。
争点(と我々が思っている)の「減税」「市議会」以外にも、マニフェストに掲げられたいろいろな論点が語られていました。
これは正直珍しい。ふつうは国会議員選挙でさえも、専門家以外が中核の政策以外を検討するというのはそんなに見ないですよね。
マニフェストがイメージしやすい・感情に訴えかけやすいということもありますが、直感的には、地域委員会を通じて「自分で考えよう」という気風が育っているのかな、と感じました。
○「俺が本当の民主党だ」
河村市長は、「俺が本当の民主党だ」と行っていたといいます。
元総務大臣の原口代議士からご紹介いただきました。
実際、民主党支持層のかなりの部分が河村市長を支持したそうです。
時事通信による出口調査のデータによると民主党支持層の76%が河村たかし氏に投票したと回答しています。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011020600197
これだけで全てを判断するのは早計ですが、しかし、民主党支持なさっている方の大半が河村市長の姿勢を評価しているわけですね。
「俺が本来の民主党だ」という言葉は伊達ではありません。民主党に求められ、民主党が失いつつあるものを、河村市長が持ち続けていた。これが評価されているという風に感じます。
なお、この数字は無党派層の数字とほぼ同じ(支持政党なしの方のうち75%が投票)です。ますます示唆的ですね。
○感じたこと、気づいたこと
河村市長の「俺が本当の民主党だ」発言はソースが見当たらないので本心はわかりません。
ですから、そこから何を感じ取ったか、ということを以下書きたいと思います。
・国民(庶民)が主役
一つには、「民主」=「国民(住民)が主役」というお題目と実態の違い。
マニフェストは詐欺フェストと揶揄され、謝罪や説明がないと言われていること。
確かに私も感じます。「国民の約束」と銘打ちながら、きちんとした説明もなく迷走していることは否定できないし、あまつさえ「マニフェストで選ばれていない」「マニフェストは一部の人が決めたこと」と取られかねないような発言が飛び交っている。
本当に「国民が第一」と思っているのか? 「国民との約束」を大切にしているのか?
ありていにいえば、不信感がまん延していると思います。
河村市長は繰り返し「庶民革命」を標榜し、庶民の目線を強調してきました。彼の政策は、その評価は別として、「庶民が主役」という縦糸をもとにしているのは間違いありません。
民主党は、もっと国民に向き合わなくてはならない。政権を取って浮ついて、この原点を忘れてしまったのかもしれません。
・しゃにむに実現に向けて進む
もう一つは、実現に向けてもがいているかどうか。
今回の選挙戦で提示されたのは、恒久10%減税を市議会が反対している、だから市議会を変えたい、という訴え。
議員の立場からすると物凄く乱暴な言動に思いますが、先ほど書いたように、
「議会がボトルネックなのだ」
という認識なのだったら、政策実現のために議会のリコールというのは手段としては(禁じ手だと思うものの)取りうると思います。
政策実現のために禁じ手を使うのは賛同できませんが、「何としてでも政策を、住民との約束を実現する」という観点からは、物凄い剛腕ですよね。
この、しゃにむに政策実現に突き進む、そんなエネルギーを市民は支持したのかもしれません。
・反省と決意
ひるがえって私はどうだったかな…と考えると、反省しきりです。
地域の民主党として、4年前に掲げた政策については事あるごとにビラ等で掲載し、進捗状況を報告し、実現できなかったものについては理由と代替案を提示して参りました。
また、アンケートやインターネット(ツイッターなど)を通じて住民の声を集め、実現するように取り組んできたつもりですが、これはあくまで「つもり」に過ぎません。
本当に有権者から評価されるよう、「住民が主役」を徹底していきたいと決意を新たにしたところです。
また、「しゃにむに政策実現に突き進む」というところは、特に弱いかなと思います。
政策実現していないわけではありません。例えば予防接種行政などは、自分が取り上げなければ任意予防接種の助成についてここまで進まなかったと思います。
いろんな政策を提言し、また、実現してきた、という自負はあります。
とはいえ、物分かりがよくなってしまったのかな、とも感じています。
行政側の事情、財政状況、法や今までの経緯をよく知るようになって、現実的な提案ができるようになったし、住民の皆さんの思いをうまく翻訳して行政に伝えられるようになったと思います。
でも、しゃにむに突き進む、という感覚はいつのまにか薄れてしまったのかもしれません。
区民から言われたことでも、「それは大切だけど、でも、行政側もこういう論理で考えてるんだよな」とか、「行政側ははっきり言えないけど、こういう問題があって難しいんだよな」と考えてしまうようになってしまいました。
理屈がわかるようになっただけに、ブレーキをかけることが多くなっていたようです。
でも、それじゃいけないんですよね。私は住民の代理人であって、行政の代理人ではない。
行政の論理や事情を知りつつも、それをブレーキにするのではなくて、ボトルネックを探り当てるレーダーにしていかなくてはならない。そして、何とかして変えていかなくてはならない。
改めて自分の足りないところに思い至りました。
物分かりがよくなりすぎているんです。
幸いなことに、ポリオの不活化ワクチン啓発の提案のように、法で定められていて自治体では接種自体は不可能なようなものについても、「これならばできるだろう」という方策を自分なりに探して提案を続けてきました。
こういうところを大切にしていけばいいのかな。
○まとめ
…長文になりましたね。まとめます。
今回の選挙で感じたのは、もっと住民に向き合わなきゃならないということ、そしてもっとしゃにむに政策実現に突き進まなければならない、ということ。
私は住民の代理人です。行政の代理人ではない。
行政の事情は理解しつつ、何とかして住民の思いを実現しなければならないし、住民に納得してもらえる行政に変えなければならないのだと、改めて痛感します。
任期も残り少ないですが、今回の気づきを大切に、議会で完全燃焼してきます!
p.s.
何をあたりまえなことを…とお叱りをいただいてしまうかもしれませんね。
自分を叱咤する意味で書きました。引き続きのご指導をよろしくお願いします。
※
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2011年02月06日
2011年02月05日
はるのおがわプレーパーク
最近こどもがどうもイライラしている感じです。親が今あまりかまってあげられないので。
ということで、今日は少し時間をとって、はるのおがわプレーパークへ行きました。
行くたびに様相が異なるのもはるプレの面白さなのですが、今日も案の定、雰囲気が違っていました。公園のど真ん中に大きな穴が掘ってあったのです(聞くと、「ブラジルまで行こうとみんなで掘った穴」だそうです。ほほえましいですね)。
なかなか深い穴で、大人の腰より深いくらい。直径1メートルくらいのなかなか見事な穴がぽっかりと口をあけていました。
うちの子は最初は怖がって周りをうろちょろするだけだったのですが、幼稚園年中さんのグループが来てその穴で遊び始めてから、一緒に遊びたくて穴の中に自分から飛び込むようになりました。
遊びのためなら本当に何でもやっちゃいますね…
2つ上のお兄さんお姉さんと一緒に、飛び込んだりよじ登ったり。
影響されてすぐできるようになってしまいました。
さて、遊びの世界では、「さんま」といって「時間・空間・仲間」が欠くべからざる条件のようです。
残念ながら今の渋谷の子たちは、さんまが十分とは言えません。保育園(幼稚園)+お稽古事で時間がなくなっているこどもが多いですし、区内に公園は大小取り混ぜて比較的多いとはいえ自然あふれる状態とはとても言えませんし、何よりこどもが少ないです。
こういう状態を打破できるのは、はるのおがわプレーパークのような、自由に遊びをできる緩やかな空間です。はるぷれにプレーリーダーという大人もいますから、たまたまお友達がいなくても問題なし。楽しく遊べます。
うちの子は2歳児の割には体力も社交性もあると思いますが(親ばか!)、それは本当に小さいころからちょくちょくはるプレに通っていたからだと思っています。
大事に育てつつ、他の地域にも作っていきたいなぁ…
2011年02月03日
渋谷区議会民主党幹事長として、民主党改革の申し入れ
岡田幹事長室に「渋谷区議会民主党」からの申し入れ書をお渡ししました。
今の民主党政権の有り様は率直に問題が大きいと思っています。党員として、また渋谷区民(≒国民)の思いや不安を肌で感じているものとして、改革の必要性を痛感しています。
菅代表の影響力の大きい東京で党改革を求める声を上げるのは正直勇気のいることですが、国民のために立ち直って欲しい、との思いで申し入れました。本当にオープンで民主的な党であれば、きっと向き合ってくれるはず。
そうでなければ…
原文は末尾に付けます。
回りくどい表現を使っていますが、込めた思いを端的に言うとこんな感じです。
1、優先順位をつけたうえで一丸となって政策課題に取り組むこと
2、国会を大切にして、きちんと野党に向き合うこと
3、地方議員との政策協議(情報共有)を行うこと
(4、この項は色々含みがあります。ご想像にお任せします…)
われわれ民主党は政権の座にある以上、国民のために活動する義務があるのです。
党幹部から「言われなくてもわかっている」と言われそうですが、私たちには維持になって突っ走ってしまっているような感じすらします。
その言葉は国民のためのものですか?
その行動は国民のためのものですか?
党員として政権交代を望み、求め、汗をかいてきた私たちですら、ともするとこんな風に感じてしまうのですから、国民の受け止めはもっと厳しいでしょう。
そうはいっても、私は10年にわたる民主党員です。
簡単に民主党を見捨てる気にはなれませんし、自分たちのできることを少しでもやっていきたいと思います。
その思いで政策面では色々取り組んでまいりましたが、やはり問題は党運営・政権運営にあると思います。
そこで、申し入れをいたしました。これがきっかけで少しでも良い方向に動いてくれることを願ってやみません。
昔の民主党は本当に青臭いほど理想を求め、オープンで風通しの良い政党でした。その頃に戻って欲しいなぁ・・・
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党運営に関する申し入れ
日頃のご奮闘に敬意を表します。
渋谷区議会民主党議員団に対し、多くの区民からの切実な声、政権に対するご批判が寄せられています。現下の情勢を憂い、代表選での公約も踏まえ意見を取りまとめました。下記の通り申し入れます。
1、経済も外交も厳しい時期に、党中党的対立は無益である。明確かつ強固な国家ビジョンを打ち出した上で、挙党態勢で一丸となって優先順位の高い政策課題に取り組むこと
2、国会での与野党の議論は本質とは程遠いものに見え、国民は辟易としている。国会での討議を重視し、実のある議論を行うこと
3、統一地方選を前に、地方自治体議員の元には民主党政権に対する批判が集中している。有権者に一番近い地方自治体の現場の意見を聞き、政権運営に反映すること。特に、政策を協議する場を作ること。
4、国民の信頼を回復するためにあらゆる手立てを尽くすこと。
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2011年02月02日
渋谷区議会:議会改革の行方は…
今日は議会運営委員会が開かれ、議会改革について話し合われました。
渋谷区議会では議会改革について「議会運営の諸問題」という会議を幹事長会・議会運営委員会でそれぞれ開き、その中でいろいろな提案について検討する、というスタイルをとります。
今日話し合われた主な内容についてまとめておきます。
・文書による日程通知を文書もしくはメールを選択できるようにする
これについては、全会一致となりました。少しだけですがペーパレス化が進みます。
・委員会でのPC持ち込みを可能にすること
法令、議事録、各種データなどを紙の資料で持つよりはその場でPCで検索できた方がいいと思うのですが、賛同いただいた会派は公明党さんのみでした。
同じ民主党籍の「区民の会」さんも反対。むむ…
・本会議/委員会は報道機関に公開すること
主要会派のなかでは自民党さんが反対。
すすまなそうです
・委員会の傍聴者に説明資料を配布すること
傍聴している方は資料がないので議論がわかりにくいそうです。
傍聴者の理解を助けるために、議員に配布された資料をお渡しして、ご覧頂くのがいいかなと思うのですが…
自公が反対。
同じ民主党籍の「区民の会」さんも反対。むむ…
・区議会だよりの印刷費を見直すこと
23区の中でも非常に高額なので、見直しを提案しました。
いろいろな議論がありましたが、現状の水準を落とすのはどうか、という意見が多かったように思います。
ということで、小さな一歩ですが、ペーパレス化に踏み出すことができたのが今日の成果です。
※
今日も新人候補者さんは誰一人傍聴にいらっしゃいませんでした。
リアルタイムに議論を見ていないと的確な提案はできないので、ぜひ「現場」をじっくり見て頂きたいと思います。
※
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2011年01月31日
ツイッターが渋谷区議会議員にどのように活用されているか・鈴木けんぽうの場合
タイトル、ずいぶん大きく出てしまった気もしますが…(笑)
ツイッターがきっかけになった・ツイッターを参考にした私の提案案件について、結構たまってきたので記載しておきます。
うまくいったこともうまくいかなかったこともごっちゃにしています。
思い出せるだけ書き出しましたので、わかりにくいところや漏れがあると思います。ご容赦ください。
【本会議(自分・会派を区別せず)で取り上げたもの】
・食育および調理体験、NHK教育「あい・まい・まいん」を参考に
・『学び合い』
・学校広報/学校情報提供
・電子図書館
・宮下公園整備におけるホームレス対策/集会機能
・不活化ポリオ啓発
・病児保育等でのNPOとの連携
・iPhone(スマートフォン)最適化の街づくり
・合同学校説明会ネット中継
・保育園の入園手続き適正化
・図書館における地域資料(灰色文献)の収集・オンラインデータベースの活用
・社会教育館の団体登録適正化
・プレーパーク(冒険遊び場)の充実
【委員会等で取り上げたもの】
・インフルエンザの治癒証明
・山手通り東大裏交差点の右折・直進等の整理
・代々木葬斎場裏道路の通行禁止啓発看板
・アドカー規制
・渋谷警察前自転車横断場所の適正化
・学校ICT
・区のプレミアム商品券
【その他(直接所管課に伝える、国会議員・都議会議員等に伝える、勉強会を開催したなど)】
・各地自転車・二輪車放置対策
・各地道路整備(穴があいている、など)
・携帯電話等のリテラシー教育
・JAXAこうのとり2号打ち上げパブリックビューイング
・各地公園の適正化
・図書館見学会
・『学び合い』勉強会
・メディアリテラシー勉強会
・学校広報勉強会
・保育勉強会
・インターン生の採用
・予防接種アンケートの実施
・東京都立病院の超過勤務
・非実在青少年の問題点
・不妊治療の支援
・学校給食の公会計化についての条例作成・提案
・ネーミングライツについての条例作成・提案
こうみると、たった1年半でかなり多くのご提言・ヒント等をいただき、区等にぶつけてきたなぁ、ツイッターは私にとって発想の源泉になっているなぁと強く感じます。
皆さまのご協力に感謝します。
今後も多くのご意見をお寄せ下さいますようお願いを申しあげます。
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※
フェイスブックでもご意見を募集しておりますのでよろしくお願いします。
現在募集している案件は、「渋谷のイメージ(対横浜、品川、新宿、池袋)」です。
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2011年01月29日
選挙についてのご意見募集(渋谷区議会議員選挙とは関係なく)
フェイスブックの個人ページにて、選挙にまつわる2つのトピックの意見募集をしています。
・選挙カーの利用をどう考える?
・区市町村議員の選択基準
統一地方選挙が近いこともあり、渋谷区外の皆様方のご意見も募集しています。
選挙の適正化というか、選挙について事前にいろいろ考えておくことは、結果的に政治の刷新につながると思います。
どうぞ、奮ってご意見をお寄せください。選挙についてみんなで検討しましょう。
フェイスブックに参加していない方はごめんなさい…この際ですから登録していただければ。
楽しいですよ。
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2011年01月27日
政治活動妨害
私はこんな嫌がらせには負けませんが、不幸なことに二歳のこどもが目にしてしまいました。
「切れてる」とポツリ。ショックだったのかな。
※
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2011年01月24日
フェースブックはじめました。
このたび、フェースブックで公式ページを作りました。
もしよろしければご覧ください。
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2011年01月20日
渋谷区議会総務区民委員会・地域交流センター大向視察
総務区民委員会で地域交流センター大向の視察。
3月下旬に開設されます。ほぼ完成した姿を見てきました。
この施設の中には地域の会議室・敬老館・保育園が入ります。
特に保育園は、園庭機能に課題があり、松涛公園を利用する他、屋内・屋外園庭を備えています。
屋内園庭はボルダリングの壁が取り付けられていました。うちの子もよじ登るのが大好きです。人気でるでしょうね。
2011年01月16日
こどもの病気でワクチンの重要性を再認識
混合感染といって、非常にレアだということです。
嬉しくないですね。
幸い、そこまで重症化していないので入院などには至っていませんが、
上の子は私の実家に避難させていますし、母親も体調を崩していますしで結構厳しいです。
なにより、40度近い熱が出たりおさまったりが続いて、体調悪く不機嫌でなかなか寝付けない…眼やにやら鼻水やらでくしゃくしゃな顔を見ると本当にかわいそうに思います。
生まれたばかりのこどもにとって、インフルエンザは結構脅威です。ワクチンなども使えません。できればかからせたくない、そのためには家族や周囲の人間が気をつけ、ワクチンなどを活用してできるだけインフルエンザにかからないように意識することが大切です。
これを集団防衛といいます。多くの人々がワクチン等で免疫を獲得し、流行が起こりにくくなれば、ワクチンを打てない人も守られる、というわけです。
乳児だけではなく、アレルギーや基礎疾患があってワクチンを受けられない方、ワクチンを受ける機会の無い方のためにも重要な考え方です。
もちろん、インフルエンザだけではありません。MRだっておたふくだってみずぼうそうだって、ヒブや小児肺炎球菌や子宮頸がんワクチンだって、多くの方が接種することによって接種できない・していない人も守られるようになるわけです。
わたしはこの「集団防衛」=みんなで健康を守るという考え方に従ってワクチン行政を進める提案をしてきたつもりです。
あ、もちろん、費用対効果という観点でも優れた施策だと思っています。
ということで、あらためてワクチンの重要さを認識したところです。
一人でも多くの方がワクチンを活用し、一人でも多くの方が守られる体制を作っていきたいと考えています。
※
インフルエンザワクチンの助成については、渋谷区では自民党さんが熱心に進めてくださっています。
ご紹介しておきます。
2011年01月11日
渋谷区議会総務区民委員会:防災点検
防災点検が1月17日に行われるので、その報告です。
ここ4年間の資料を横断的に読んでみました。
毎年少しずつですがグレードアップしているので、良いことです。
午後は印刷物の作成。
今回は何人かの他区市町村の議員と合同で印刷物を発行しようと思っています。
そのとりまとめ。
まだまだやることが多いので、ちょっと大変だなぁ・・・
2011年01月07日
MRワクチン接種率向上に向け提案〜渋谷区の予防接種改善
定期接種として無料で接種されています。
どちらもほぼ先進国では排除された病気ですが、数年前のはしか大流行を受け、日本では通常の乳幼児での2回接種の他に3期(中1)4期(高3)の無料接種が平成23年までの5年間行われています。
残念ながら、このMR3期4期の予防接種は接種率が大変低く、目標の95%接種には程遠い状況です。
特に渋谷区は、公立中学進学者が比較的少なく、学校での啓発が難しいため、接種率向上はなかなか難しい課題となっています。
先ほど、所管の地域保健課長に、MR3期予防接種の啓発について提案させていただきました。
2月から行われる子宮頸がん予防接種事業に中学1年も対象として含まれるため、こちらに「MR予防接種を受けましょう」という啓発文を入れたらどうか、という提案です。
検討して下さるそうで、ありがたいと思います。多少は接種率向上につながることが期待できます。
細かいことですが、こんなことやっていますという報告です。
MRの接種率向上は予防接種にかかわる人間としては大きなトピックです。引き続き、細かいことを積み上げて成果を出せるようにしていきます。
2011年01月06日
学校の掃除を学生がやるべきか?
下の記事が適度にわかりやすくてお勧めです。
「学校掃除あんまり要らない気がする」 中学生のツイートに賛否両論
http://www.j-cast.com/2011/01/05084901.html?p=1
かなり多様な意見が出ていて面白いです。
ここで、教育行政につきつけられているのは、合理性です。
学校の掃除はなぜ必要なのか、なにが目的なのか、なぜこのような手段をとるのか。
これを明確にすることが求められているんだと思います。
この問いに対し、思考停止の紋切り型の回答をしてはならない。
なぜ掃除をやるのか。
なぜ生徒もやるのか。
なぜ「ほうき・ちりとり・ぞうきん」なのか。
・・・等々、明確に説明したいものです。それができなければ生徒は納得できません。不満を持ちます。
昔から何の疑問もなく続けられてきたこと。これが社会にとって害悪になっているケースは多いです。
「制度は不断に合理性を検証されなくてはならない」
と私は思います。
特に、学校は教師―生徒の縦関係がありますので、検証がなされない可能性も否定できません。
学生側の疑問に真摯に向き合うこと、そしてそれによって不断に制度を検証していくこと。
これが重要だと私は考えます。
p.s.
私はこの件、費用の制約なども勘案すると学生がほうき・ちりとり・ぞうきんで掃除することは許容されるかなとは思いますが、制度を検証することの重要性を感じたので記事にしました。
2011年01月04日
新年の抱負〜新たな地方議員像を目指して〜
あけましておめでとうございます。
今年も頑張ります。
今年は4月に選挙がありますが、選挙にあまり時間とエネルギーをかけないで、実質的な政策研究・政策議論に力を注ごうと思っています。
そして、新たな議員像を模索したいと思います。
いわば、地方議員2.0とでも言うべきもの。ダサいネーミングですが・・・
地方議員2.0のスタイルは、以下の5点に集約されると思っています。
・功名心を持たない:政策を実現するのが議員の本分。実現するなら直接自分が提案しなくてもいい。他の政党や他の議員が提案して実現しても、あるいは他の自治体で先行して実現し、巡り巡って渋谷で遅れて実現してもいい。自分だけで調査→問題発見→解決策提示→実現までやる必要はない。
・立場に縛られない:あくまで区民に雇われている立場。所属政党や支持団体に縛られず、区民の立場に立った行動をする。一部議会で横行している「出所主義(特定の政党・団体の提案は無条件で賛成、反対する、提案元の党派性のみで判断する態度)」は否定する。会派によるいわゆる「党議拘束」は極力排していく。
・否定をしない:他党/他議員の意見を否定しない。現実を踏まえている限り、そこには必ず一部の理がある。自分には見えていない真実がある。否定せず、衆知を集めるように取り組むことこそが、成熟した議論を生む源泉となる。対立は単なるブレーキ、乗り越えなくては意味がない。…もっといえば、自分の議会を超えて、自分の所属党派を超えて協力できる体制を作る。
・生活を極める:金を稼ぐ(議員活動以外で)。金を貰わない。行政サービスを使い倒す。家族を大切にする。仲間と遊ぶ。…変に忙しくするのではなく、区民と同じ生活を極める。その中から政策課題を発見する。
・正直でいる:シンプルに、正直でいること。これはもっとも難しいけど・・・
以上、2011年の抱負として。
自分ができているとは限りません。あくまで目指すべき議員像を考えたもの、とご理解ください。考え方は今後さらに練って行きます。
2011年01月03日
渋谷区議会民主党 平成22年第4回定例会報告
ブログで報告するのを忘れていました。
平成22年第4回定例会では民主党は新設条例「渋谷区施設等の愛称名に関する条例」を提出しましたが、自公他の反対により否決されました。外部監査を求める「外部監査条例」不適正な取り扱いを防止するため、学校給食費を公会計に変更する「給食費徴収条例」につづき、3本目の議員提案となります
区提出議案では1本の補正予算、千駄ヶ谷幼保一元化施設の関連条例が提案されました。
愛称名条例の内容 → http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51839739.html
2010年12月31日
渋谷区議会議員・鈴木けんぽうより、年末のごあいさつ
今年もお世話になりました。
最後の最後、こどもの病気で慌ただしい大晦日となりましたが・・・恒例の振り返りを。
今年の個人的なトピックを上げると、
・渋谷区議会民主党として3本の議員提案条例を提出したこと。
・予防接種の取り組みが国/渋谷区ともに大きく前進したこと。
が大きかったように思います。
昨年、渋谷区議会民主党の幹事長として就任した際、「個々の議員の議会活動をさらに活性化するにはどうしたらいいか」を真剣に考えました。
cf.2009年末のブログ
そして、「議員提案条例を出そう!」というのを一つの目標として掲げました。
区長と対峙する際、考え方の違いを質問等でぶつけるだけでは限界があります。具体的に形にすること、そして議員仲間に揉んでもらって、前進につなげること。これが議員提案条例の提出です。
議員提案条例を作成するためには、高度な政策能力が必要です。今回は、浜田議員が中心となって「外部監査条例(外部監査を導入するための条例)」「学校給食費条例(学校給食を私費会計から公会計に改め、区が運営するようにするための条例)」「愛称条例(ネーミングライツなど、愛称をつけるための手続きを定めさせる条例)」を提案しましたが、国・東京都の官僚等に協力を願い、充実したものとなりました。
残念ながら議会においては否決されてしまいましたが、今回は非常にいい経験になりました。今後につなげてまいります。
また、予防接種については、民主党政権下で大きく前進した分野でもあり、渋谷区でもかなり意欲的な取り組みが行われました。
11月に成立した国の補正予算では、子宮頸がん・ヒブ・小児肺炎球菌ワクチンについての助成基金が設置され、各自治体での費用助成の半額を国が持つ体制が整いました。これは、私が当時マニフェスト作成の担当であった鈴木寛参議院議員にお願いして衆院選政策集に載せていただいたものですので、非常に感慨が深いものでした。
渋谷区でいえば、4月には水ぼうそう・おたふくかぜへ助成が行われるようになりました。
また、先述の国補正予算を受けて、来年の2月から子宮頸がん・ヒブ・小児肺炎球菌について対象者に全額費用助成が決定しました。これは大きな前進ですし、ここ2年の取り組みが結実したものだと思っています。
今後は、国政で不活化ポリオの導入や新たな定期接種化体制の構築、都政・区政でロタワクチン(今後承認)の接種促進が大きな課題と思っています。予防接種のみならず、小児医療全般の充実に向けて取り組んでいきたいものです。
今年も今日を残すのみ。
この場をお借りして一年のご厚情に感謝申し上げます。
良いお年をお迎えください。
【鈴木けんぽう・平成22年の主な出来事】
1月
・臨時議会にて渋谷区の保育政策の大転換が行われる。保育料値下げなど
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51728965.html
・各種新年会に出席。様々な方々と意見交換。
2月
・会派として要望していたおたふくかぜ・水ぼうそう・子宮頸がんワクチンに対する予防接種費用助成が決定。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51738087.html
・『学び合い』の勉強会&授業参観
上越教育大学西川教授の提唱する授業思想『学び合い』との出会いです。とても素晴らしい!以降、3回の議会質問で取り上げ、区長・教育長他に情報提供を続けています。こどもが小学校に入学するまでには、渋谷区だけではなく多くの自治体で導入されるようにしたい。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51741777.html
3月
・3月議会。 予算に賛成しました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51759972.html
・議会で代表質問に立ちましたが、あまりの答弁のひどさに壇上で激怒しました。ちょっと反省…
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51747602.html
・宮下公園運動施設条例に賛成。
実質的に宮下公園のネーミングライツを活用した再整備に賛成するもの。
課題や論点が多いものの、総合判断して区民にとってプラスになると考え、手続的な要望をしたうえで賛成しました。
事前にネットで意見募集もいたしました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51762059.html
4月
・鈴木寛文部科学副大臣の推進する「熟議」を見学。東京ライフなどで私たちが目指した議論による政策形成の場が、リアルに国を変える推進装置として実装されました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51766394.html
・会派視察。「入札改革」で東広島市、「市場化テスト」で倉敷市を訪問。
5月
・新たな保育施設、幼穂一元化施設である山谷かきのみ園を視察
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51780235.html
・渋谷新中央図書館が開設。求めてきたオンラインデータベースが活用できるようになりました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51779370.html
・中野の奥田けんじ君が区長選に挑戦、落選。残念でした・・・
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51780234.html
・会派で掛川市に視察。
幼穂一元化施設
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51780237.html
ねむの木学園等視察
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51780238.html
・初めての議員提案条例「外部監査条例」を提出。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51782301.html
6月
・6月議会。外部監査条例は否決。出張所の移動、富ヶ谷2丁目土地購入など。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51790401.html
7月
・首相交代。参院選にて民主党が大敗。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51800195.html
8月
・群馬県大田市に学校給食費の公会計化について視察。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51805725.html
9月
・第二子誕生。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51816339.html
・宮下公園の一時閉鎖について。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51820394.html
論点表を作ってみました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51822116.html
・学校給食費徴収条例を提案。
笹塚中学校における給食費の不適切な取り扱いを受け、さまざまな議論を本会議とうで展開してまいりました。よりよい方策は給食費を私費会計から公会計へ移行し区が責任ある体制にすることだ、と考え提案いたしました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51823171.html
10月
・9月議会一般質問に立ちました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51823765.html
・学校給食費徴収条例については、賛成少数で否決されました。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51823765.html
11月
・11月議会開会。予防接種を大きく前進させる提案が区長からなされる。「愛称条例」を議員提案。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51839739.html
12月
・渋谷区議会一般質問〜小児肺炎球菌ワクチン全額助成などについて〜
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51844982.html
・予防接種についてヒアリング。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51848821.html
・新人候補者へ「議会を傍聴しよう!」と呼びかけ。議会での議論を見ないで、どうやって現実や動向を知るのだろうか? かえるべき現実を共有できて初めて革新があると思います。
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51849015.html
・渋谷区長選、民主党はたるい良和氏を推薦決定
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51850848.html
2010年12月30日
ノロウイルスらしきものが我が家に。治療法は、予防法は?
2歳半の長男が吐きまくっています。
治療法や予防法はこちらをご覧ください。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎にご注意ください(渋谷区)
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
「らしき」というのは、よくわからないからです。
単なる診察ではわかりません。きっちり検査を受けないとわからないのです。
なので、お医者さんからは「ノロウイルスによる可能性が非常に高い」と言われました。
いやーこれ、実に大変です。
まだ2歳のこどもにとって、「洗面器に吐く」というのがいかに難しいクエストなのか・・・
大人にとってはなんでもないことでも(いや、もちろんしんどい中ではできるだけ動きたくないし、急な吐き気に対応するのは大変といえば大変ですけれども)、こどもにとっては初めての挑戦。
どういうタイミングのときどういう行動をとればいいのか分からず、呆然とヘタり込んでそのまま吐く、という状態でした。かわいそう・・・
さらにかわいそうなのは、水が飲めないこと。
渋谷区のページの一番下にさりげなく「嘔吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。」と書いてあります。
そう、嘔吐の症状が治まるまではなかなか水も飲めないのです。
案の定うちの子は水を飲んでは吐くを繰り返していました。洗濯だけでしんどい・・・
ということで、水を欲しがるこどもに対し、心を鬼にしてちびりちびりと(大匙一杯ずつ、10分位おきに)あげるようにしていました。
本当にかわいそうです。
うちには生後4か月のこどももいるのですが、多分確実に罹患するでしょうね・・・
親たちも多分厳しい。
最悪の新年になりそうです。
2010年12月28日
渋谷区教委の対応に疑問! 給食費情報非公開
渋谷区教委:ブログの「中傷」恐れ、給食費情報非公開
東京都渋谷区教育委員会が、市民団体メンバーの情報公開請求に対し「文書を開示した場合、ブログやメディアで『中傷』される恐れがある」として非公開の決定をしていたことが分かった。専門家からは「誰にでも平等に情報を公開するという制度の趣旨に反している」との指摘が出ている。(毎日新聞)
中学校で、給食費に不適切な取り扱い(年度初めは粗食=安くてカロリーが大幅に低い給食を提供し、年度末は不必要に豪華な食材を使用して帳尻を合わせた)があり、それにかかわる情報公開のようです。
この問題は私が平成19年10月1日に本会議ではじめて問題提起して以来、一貫して渋谷区議会民主党として適正化を求め、また再発防止の観点から公会計化(私費会計という特殊な会計で、杜撰な取り扱いが起こりうるので、区が公的に運営する制度に改めよう、というもの)を条例という形で提案してまいりました。
並行する形で、市民団体の「渋谷オンブズマン」も問題を認識なさって、情報公開などで不正を追及されてきたものです。
この記事を読む限り、非公開決定はあまりにも粗暴です。
渋谷区教育委員会はなにを考えているのでしょうか。
動向を注視していきたいと思います。
渋谷オンブズマンブログ
2010年12月24日
渋谷区議会民主党総会・大掃除
来年2月頃には渋谷区議会民主党としての政策を打ち出していきたいと思っています。
その議論を行いました。
その中で、党改革に向けて私たちなりにアクションを起こすべきではないかという提起をうけ、申し入れ書を作成することといたしました。
こちらについては来週にでも党本部に持っていこうと考えています。
そののち大掃除。
1年の資料やらなんやらを片付け・・・ですが、とにかく分量が多い!
資料は電子化・PDF化して捨てていますが、追いつきませんね。
なかなかしんどいです。
また来週にやらなきゃならなそうです…
2010年12月22日
民主党は渋谷区長選挙にたるい良和さんを推薦。
4月には東京都知事選挙・渋谷区長選挙・渋谷区議会議員選挙が行われます。
このたび、前衆議院議員のたるい良和さんを推薦することに決定しました。
たるいさんはコンテンツ産業などに明るい方で、アイディアマンです。
どうやら長妻総支部長が打診したようですね。
民主党都連のページ↓
http://www.tokyo.dpj.or.jp/2011election/result.php?mode=p_area&p_area_id=13
さて、渋谷区政に詳しい人であれば、「民主党は一丸となることができるのか?」と不安に思われるかもしれません。
現在渋谷区議会での民主党は、私たち「渋谷区議会民主党(4名)」と、「区民の会民主(2名)」に分かれています。
わかれているのは色々な理由がありますが、一つには区長との関係があるようです。議事録をご覧になっていただけるとすぐわかります。区民の会さんは親区長、私たち渋谷区議会民主党は是々非々の立場となっています(あくまでも私の主観です)。
(参考)「渋谷区議会民主党」と「区民の会民主」で判断の分かれた案件一覧
こういうことで、現区長との関係はどうなのか、たるいさんを推せるのか、と区民の会さんに確認しました。
岩崎幹事長の返答は「結束して推していく」というものでした。
現区長との関係を重視している区民の会さんがここまではっきりと言ったのですから、私たちとしても反対する理由はありません。
一致して取り組んでいきます。
2010年12月18日
渋谷区議会 議会運営委員会 渋谷区議会だよりの編集
第4回定例会の特集号です。
平成23年第1回定例会合は選挙の後に発行されるのが通例なので、最後の定例会特集号となります。
今日は議会運営委員会が開かれ、渋谷区議会だよりの内容が確認されました。
各会派(3名以上。自民・公明・共産・民主の4会派です)の新年の抱負も掲載されております。
私も一般質問をしたので、この内容が載っています。
ぜひご覧ください。
2010年12月16日
寄付金の税額控除〜平成23年度税制改正大綱
平成23年度税制改正大綱が閣議決定されました。
色々思うところはありますが・・・
とりわけ、私が注目したのは寄付金の税額控除制度創設です。
一言でいえば、寄付をすればその分税金が減る! ということです。
今までは寄付分の一部でしたから、大きく制度が変更されることになります。
ふるさと納税以前に、「寄付による投票制度」という仕組みを渋谷区議会で提案しました逢坂総務大臣政務官がニセコ町長時代に創設した制度で、使途を定めた基金を作り、そこに寄付を募る、目標金額に達した基金から事業化をしていく、というものです。
当時は新聞にも取り上げていただきました。
以来、主に委員会の場で寄付について様々な角度から提案を続けてまいりました。
いわゆる「あたらしい公共」の流れと言えるかもしれませんね。
行政が何でもかんでもやるわけにいかなくなってきた現在、NPOなどへの寄付は非常に重要です。
また、税金の使い道を自分で決められるという側面もあり、自己決定という点でも重要です。
今回の税制改正大綱、その点は大いに評価したいと思います。
2010年12月15日
新人候補予定者への呼びかけ〜区議会を傍聴して欲しい!
渋谷区議会の第4回定例会は10日に終わりました。
早めに報告を書かなくてはなりませんね。もう少しお待ちください。
以下、ツイッターで色々書いていたもののまとめです。
第4回定例会を通じて、注目していたのは来年の選挙に出馬を予定されている(と噂される)方が「傍聴に来てくれるか?」ということです。
結論からいえば、ほとんどの新人さんがいらっしゃいませんでした。
その意味ではオンブズの堀切さんは真面目ですね。何度か訪れてくださいました。
新人さんは、きっと何かを変えたい、という思いから決意をされたんだと思います。
場合によっては議会そのものの在り方を変えたい、という方もいらっしゃるのかもしれません。
ぜひ、その「変えたいポイント」が議会で今までどう議論されてきたか、押さえておいてほしいと思います。実際の現場に立ち人々の声を聞くだけでなく、議会での生の議論を確認し、その土台を活かして政策を練り上げていただければ、空論ではない地に足のついた議論となるはずです。
議員は当選から実際の任期までほとんど準備期間がありません。仮免期間などないのです。ぜひ、スタートダッシュを決めるためにも、政策について入念な調査を行っていただきたいと思います。
そして、ぜひどんどん意見を言ってほしいと思います。傍聴記ブログでもなんでも、ご自分で思ったこと・考えたこと・感じたことを表明していただきたいです。新たな論点を提起するのもいいでしょう。どんどん議論に加わって欲しいと思います。
それは、区民に対して今の渋谷区議会の議論や現状をお伝えすることにもなります。いいことを報告し、悪いことは問題提起していただきたい。あまり一方的な評価だと困りますが、的確に評価をしていただけるのならば、当事者の議員が自己宣伝で展開するブログとは異なった視点ですから大きな価値を持つと思います。
こういった活動は、議員に当選する前からできる、区民に対する貢献と言えるのではないでしょうか。
議員や候補者は、それぞれ異なった視点を持つライバルでもありますが、ともに「渋谷区をよくしていこう!」という思いを共有する同志でもあります。
一緒に切磋琢磨していきましょう。
ということで、新人さんに呼びかけます。
傍聴、お待ちしています!
予防接種づくしの1日
現状の予防接種行政全体を俯瞰し、今後の課題と方向性を確認することができました。
特に、以前も本会議で提案したロタワクチンについて、その重要性を再認識。
すぐにロタワクチンの研究者等に連絡を取ったところ、なかなか有益な情報を教えていただくことができました。
今後、具体的にレポートにまとめて行こうと考えています。
その後、今度はこどもの予防接種に。
兄はインフルエンザ2回目、妹は3種混合+ヒブ+小児肺炎球菌の3本同時接種です。
下の子は3本連続で針を刺されて泣き叫び・・・本当にかわいそうでした。諸外国では混合ワクチンが進んでいて、5種混合や6種混合が存在するようです。針を打つ回数が減り、体への負担を軽減されるわけですから、ぜひ日本でも進めていきたいものです。
ヒブワクチンと小児肺炎球菌ワクチンは2月まで待てば全額公費で接種できるわけですが、待ってる間に細菌性髄膜炎等に感染したら深刻な自己嫌悪に陥りそうですので、さっさと打たせることにしました。
できることなら償還払いにして接種控えを食い止めたかったのだけれど・・・
ということで、仕事もプライベートも予防接種づくしの1日でした。
2010年12月11日
2010年12月03日
渋谷区議会民主党代表質問〜学校給食費の公会計化について〜
渋谷区議会で12月1日に行った、吉田佳代子議員の代表質問について、
私も情報収集に協力しましたが、答弁はともかくなかなか良い質疑ができたと思います。
簡単に内容をご説明します。
・現在、学校給食については私費会計として、各学校単位で管理している。
・先般、学校給食を私費会計とすることについて、総務省が地方自治法に反するという見解を出した。
・学校教育を所管する文部科学省は、学校給食費を私費会計として取り扱うことを容認しているが、早晩見解を変えると予測される。
・そこで、給食費を(無償化も視野に)公会計化してはいかがか。
回答については芳しくありませんでしたが、今後も継続して訴えていこうと思っています。
今回、参議院議員お二人を通じて総務省と文部科学省に照会を行ったうえで質問を作りました。
民主党は政権与党として評判が非常に悪くなっていますが、私たち地方議員は、ネットワークを活用して全国を変えるような政策提言をしていかなきゃならないなぁ、と思っています。
その観点から、なかなかいい仕事ができたと思っています。
この問題については、引き続き取り組みます。
2010年12月02日
渋谷区議会一般質問〜小児肺炎球菌ワクチン全額助成などについて〜
11月30日から、渋谷区議会では第4回定例会やっています。
昨日は代表質問・一般質問でした。
吉田さんに代表質問をお願いし、私は一般質問でした。
私の質問項目はこんな感じ。
○こどもの健康について
補正予算で予防接種の全額助成が盛り込まれたので、これを評価し、具体的な内容を問うもの。
既に一部助成のあるヒブワクチンと子宮頸がんワクチン、そして小児肺炎球菌ワクチンについて、全額助成を行うことが示されています。
渋谷区議会民主党では、ワクチンで防げる病気はワクチンで防ごう、という観点の下、継続的にワクチン行政を前進させるよう提言を続けて参りました。
その結果、ヒブワクチン、子宮頸がんワクチン、おたふくかぜ・水ぼうそうについて、一部助成を実現させることができました。
今回、小児肺炎球菌ワクチンが加わり、さらに全額助成になったことは極めて喜ばしいと思っています。
さて、区の意気込みを問うたところ、
・子宮頸がん 85%
・ヒブ&肺炎球菌 87〜95%
の接種率を目指すそうです。いずれも対象者に個別に予診票を送付する形式になるようです。渋谷区は本気ですね、素晴らしいです!
うちの子も2カ月を超え、そろそろ接種するつもりですので、助成が開始される2月までちょっと待つかな、と心が引かれますが…
その間万が一細菌性髄膜炎に罹患したらいくら後悔してもし足りません。ですから、早めに接種させてしまうつもりです。
接種控えが起きないよう祈っています。
○『学び合い』について
前定例会に続き、検討状況を問うもの。
多くの授業手法とともに『学び合い』も検討するという答弁をいただきました。
また、コミュニティスクールも並行して検討状況を伺いました。
こちらについては若干難航しているようで、多少試行が遅くなるようです。
仕方ないですね…
○まちづくりについて
建築紛争において、住民サイドに立った取扱い及び仕組みを求めるもの。
特に、圧迫感やプライバシーなど心理的な被害について対応できる仕組みを求めています。
説明会等で説明・約束された仕様が説明なく変更された場合、計画を変更してでも履行させるという強い答弁を引き出すことができました。
○ICT技術の活用について
携帯電話・スマートフォン(i-phoneなど)を区政に活用できないかを問うもの。
東京大学 先端科学技術研究センターとソフトバンクモバイル株式会社の、「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」という研究プロジェクトの研究成果、「障がいのある子どもたちのための携帯電話を利用した学習支援マニュアル 〜あきちゃんの99の魔法のポケット」をご紹介し、携帯電話がいかに高機能で、それがいかに障がいをお持ちの方にとって有益かを論じました。
その上で、区政、特に今回は福祉分野にて活用できないか。生活に必須のインフラとして位置づける必要があるのではないか、と提案しました。
答弁としては、事例を研究していく、ということです。今後この「i-phone等のスマートフォンを活用したまちづくり」については系統立てて提案していこうと思っています。
2010年11月28日
お好み焼きを作ってみたのですが・・・
簡単で美味しい、ヘルシー、お財布にもやさしい! ということで、
こどもに手伝いをさせながら、作っています。
んがっ!
なぜだかうまく出来ません・・・
一回目の失敗は、キャベツを大きく切りすぎてしまって、生地とうまく混ざりませんでした。
二回目の失敗は、水の量が多すぎてしまって、もんじゃ焼き風になりました。
三回目の失敗は、油をよく熱しないうちにブタを焼いてしまい、フライパンを焦げ付かせてしまいました。
もう、ここまで行くとへたくそを通り越してお料理初心者もいいところです・・・
初心者なんだけどね。
そして四度目の正直!
家族に見られるのが嫌だったので、自分ひとりで昼食時にちょろっと作ることにしました。
普段の半分量で済むので取り回しもらくらく。慣れた手つきで生地をかき混ぜ、肉を焼き、
ジューッとフライパンに生地を流し込みます。
最大の難関、ひっくり返すのも、フライパンをひょっと返してあっさりと成功。
この辺は昔居酒屋でバイトしていたときの技術が活かされています。
特に問題もなく焼きあがり、これは成功だなぁーと一人ほくそ笑んでいました。
ついに四回目にして、美味しい卵焼きが出来上がりました!
外はカリカリ、中はフワフワ、ダシもしっかり効いています。
うわー、美味しいなぁ、最高だなぁと思いながら一人で平らげました。
卵焼きを。
うん。
卵焼きを・・・
お好み焼きを作ったはずなのに、なぜか卵焼きに・・・
パンケーキ風卵焼きというのか・・・
他の食材を半分以下にしたのに、卵の量を減らすのを忘れて、
それがドーンと自己主張をしていたのです。
うーん。
どうやら、お好み焼きと相性が良くないようです。
2010年11月16日
ヒブ・小児肺炎球菌・子宮頸がんワクチン全額助成へ。民主党も条例提案―第4回定例会提出予定議案
時間が取れず更新がなかなかままならずすみません。
本日の議会運営委員会は第4回定例会提出予定議案の予告です。
区長提出議案として、条例2件、補正予算1件、指定管理者の指定などが示されました。
また、私たち渋谷区議会民主党から、条例1件をお示ししました。
○議員提出予定議案
・渋谷区施設等の愛称名に関する条例
簡単に言うと施設等に愛称を設定する場合に必要な事項を定める条例です。
ネーミングライツを含む施設愛称を設定する際の手続きを事前に定めることによって、愛称をつける場合にトラブルが起きないようにするものです。
また、代表質問等でも取り上げましたが、「この道にこういう愛称をつけたい」等の思いに対して実現への筋道をつけるものです。
成立に向けて鋭意努力して参ります。
○区提出予定議案
・補正予算
子宮頸がん、ヒブ(以上充実)、小児肺炎球菌(新規)ワクチン接種を全額公費負担で実施するための経費がもりこまれました。
これは、国の補正予算に二分の一助成が盛り込まれたことを受けての決定です。補正予算はまだ決定していませんが、事前に進めるということのようです。
ワクチン行政については、この二年腰を据えて取り組んで参りましたので、とても達成感がありますが、賛成ありきではなくきちんと審議に臨みたいと思います。
・千駄ヶ谷保育園/幼稚園の幼保一元化
幼保一元化に関する条例が提案されました。
4月1日からということです。
2010年10月01日
渋谷区議会定例会:一般質問(その2)
9月30日から渋谷区議会第3回定例会が開かれました。今日は代表質問です。直前ですが、内容を掲載します。
質問内容:
1、教育について
(1)合同学校説明会の録画中継について
学校選択制を採用している渋谷区において、事前にできるだけの情報が提供されることは大事なことです。
合同学校説明会は、各校を比較できる貴重な場でありますが、一日しか開催されないので参加できないご家庭も多いです。
補完する意味で、また学校広報の観点からも重要な情報となる合同説明会の録画中継を教育委員会のHPや各学校のHPで掲載できないものか。
学校選択のミスマッチをいかに減らすか、ひいては学校広報にどれだけ力を入れるのか、区の姿勢を問います。
(2)『学び合い』について
上越教育大学の西川純先生が提唱している『学び合い』(かぎかっこまなびあい)は極めて合理的な授業手法で、テストの点の向上だけではなく、言語活動やソーシャルスキルの向上、授業時間の短縮と教員の時間的余裕の確保、クラスの安定、学習障害等の対応の向上など、素晴らしい成果を上げています(学会の論文等、詳細な検討を経て報告されています)。これをぜひ渋谷区内で導入したい。そのために、教育委員会で研究を進めていただきたいと思います。
こどもにとって、教員にとって、幸せなこの授業手法をぜひ取り入れていただきたいと思います。
2、母親とこどもの健康を守る取り組みについて
(1)産後ケアと産後うつ対策について
核家族化が進む中、特に初産の方にとって周りのサポートを受けられないケースが見られます。肉体的にもきつく、精神的にも不安。
こういう方々に対し、ケアをする体制を社会的に充実させる必要があるのではないか。
渋谷区議会では産後ケアという観点での議論はほとんど行われていませんでした。問題提起します。
(2)任意の予防接種について
・肺炎球菌7価ワクチン(商品名:プレベナー)を助成対象に加えたらどうか。
・現行のポリオワクチンは問題が指摘されているので、不活化ポリオワクチン(IPV)に対する助成や啓発を行ってはどうか。
財政上も難しい課題ですが、こどもの健康を守るため重要な施策だと思っています。
渋谷区では任意の予防接種助成に積極的に取り組んでいますが、さらなる取り組みを求めます。ぜひ、渋谷が一番! という状況になってほしい。
3、公園について
(1)冒険遊び場について
・冒険遊び場を増やしたらどうか。
・プレイリーダーが育成される環境を整えたらどうか。
はるのおがわプレーパークは素晴らしい施設だと思っています。ぜひ、より多くのこどもが使える施設になってほしい。
もともと提案は長谷部議員ですが、私も大事だと思いますので取り上げます。
(2)富ヶ谷のコミュニティ空間について
・公園用地を取得したが、隣接地の取得スケジュールは。
・公園整備に当たっては、近隣住民(小中学生や一般区民有志も含めて)がプランを練り上げる仕組みにしたらどうか。
住民のための公園整備手法を検討してほしい。
4、第三セクターについて
(1)渋谷サービス公社の人事について
10年以上社長が変わらない体制は問題があるのではないか。
(2)元区議会議員の在籍について
元区議会議員が第三セクター等関連団体に在籍しているのは見直すべきではないか。
2010年09月28日
渋谷区議会定例会:一般質問(その1)
9月30日から渋谷区議会第3回定例会が開かれます。
私は10月1日、4番目に質問に立ちます。15時前後ですかね。
もし良かったら傍聴にお越しください。渋谷区議会5Fです。
質問内容:
1、教育について
(1)合同学校説明会の録画中継について
(2)『学び合い』について
2、母親とこどもの健康を守る取り組みについて
(1)産後ケアと産後うつ対策について
(2)任意の予防接種について
3、公園について
(1)冒険遊び場について
(2)富ヶ谷のコミュニティ空間について
4、第三セクターについて
(1)渋谷サービス公社の人事について
(2)元区議会議員の在籍について
2010年09月26日
「渋谷区学校給食費条例」を議員提案(渋谷区議会民主党)
ご報告遅くなりましたが、9月22日付で「渋谷区学校給食費条例」を議員提案しました。
提案者は芦沢一明・浜田浩樹・吉田佳代子・私の渋谷区議会民主党議員団4名です。
これは、今まで私費会計であった学校給食費について、公会計として渋谷区が責任を持って徴収する体制にしよう、というものです。
平成20年度前後に起きた笹塚中学校の給食問題に対する、私たちの提示する解決策の一つです。
笹塚中学校給食問題…給食の食材費高騰を見込んで、食材費を年度当初非常に抑えた結果、不必要な粗食となりカロリー等も不当に抑えられた。年度末にこんどは余剰が生じ、上乗せする形で不必要に豪華な食事が提供された。さらに、情報公開などでは資料が修正されたものが提出されたり推されてないはずの印鑑が押されたりとの問題があった。この事件を通じ、学校給食における会計管理・文書管理等の課題が浮き彫りになった。平成21年10月1日の本会議で私が取り上げ、以降継続して会派として取り組んできた問題。
私たちが考える、学校給食費を公会計化することのおもなメリット・デメリット:
メリット:
・会計や文書等の信頼性が確保される。
・私費会計であれば、給食費未納方がいる場合、その分全体の食材費が減少する(払った家庭が損する)が、公会計ならば区費で補てんされる。
・学校現場の事務が教育委員会に集約されるため、学校の負担が減る。
・現在議論されている「こども手当の現物支給」に対応しやすくなる。
デメリット:
・学校から直接給食費を徴収する形ではなくなるため、未納が増える可能性がある。
・事務やシステムの大幅な見直しが必要になる。
以上、ご報告します。
関連するブログ記事
第3回定例会質問(2009.10.1)
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51675420.html
群馬県太田市:学校給食費公会計化について視察
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51805725.html
※
私たちとしては、義務教育の負担軽減、無償化の理念に則る観点から、給食そのものを公費負担する無償化も視野に入れるべきだと考えています。
その場合には、給食はおのずと公会計化されることから、これらの問題そのものが解消されます。
2010年09月25日
流山市議・松野豊さんの「統一地方選挙 良い候補者の見分け方」をご紹介。
来年の渋谷区議会議員選挙に向けて、徐々に各議員・立候補予定者の活動が激しくなってきたような気がしますね。
国や東京都の選挙と違って、当選するのが34名、立候補がおよそ50名ですから、皆さん方も選択に困るのではないかなぁと思います。
そんな方のために、流山市議の松野豊さんがなかなか面白い記事を書いていらっしゃいますので、ご紹介いたします。
「統一地方選挙 良い候補者の見分け方」10の法則(流山市議会議員 松野豊(まつのゆたか)の五感)」
http://matsunoyutaka.jugem.jp/?eid=19
個人的には、新人・現職、政党所属・無所属というのは、それだけでかなり大きいフィルターになってしまうので、この部分は参考程度に見たほうが選択の幅は広がるとは思います。
それと、一つ付け加えたいですね。
0、原点が明確かどうか
議員活動を始める原点は何かが明確であって初めて、ぶれない軸ができてくると思います。
軸がないと、いざというときに踏ん張れません。妥協妥協になってしまいます。
なにがきっかけで政治を志したのか、なにを変えるのか、どう行動したのか、
そこに一本筋が通っているか、をぜひ見極めてほしいと思います。浮ついた主張なのか、地道な主張なのかがよくわかりますよ。
有権者の皆さん、ぜひ、松野さんの記事を参考にしてご自分の「見極めポイント」を作ってくださいね。
2010年09月23日
渋谷区立宮下公園の問題を整理してみました。
宮下公園、社会学者の宮台先生もラジオで取り上げてくださったように、話題になっています。
この件については、論点が多く非常に複雑なうえ、誤解がかなり多いようにも思います。
私自身は議決にあたって賛成しましたが、今後正確な議論が行われるよう、また将来にわたって参考となるよう、できるだけ中立的な視点で論点を簡単にまとめてみます。時間が足りず、内容・文章とも十分練ったものにはなっておりませんが、取り急ぎ公開いたします。。
意見にあたる部分は斜体で表記します。
なお、このブログ記事をご紹介あるいはご引用いただきます場合、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。
shibuya@s-kenpo.jp
○この件に関する過去のブログ記述
宮下公園運動施設管理条例について
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51762059.html
宮下公園の一部閉鎖について
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51820394.html
○基本的な枠組み
今回の契約については、NIKEジャパン社(以下ナイキ社)と渋谷区が宮下公園について契約を結び、
・宮下公園を10年間「宮下ナイキパーク」と呼ぶ(正式名称は「宮下公園」のまま)ネーミングライツの対価としてを年1700万円を渋谷区に支払う
・それに付随して、宮下公園の施設等を改修・新設する費用(推計4億円程度)をナイキが負担して工事を行い、区に寄付する
・さらに、ナイキ社が地域貢献として、公園施設を利用した地域活動を義務付ける
というものです。
これによって、宮下公園内に、従来のフットサルコートに加えてスケートボード場、クライミングウォールが設置されます。いずれも有料で利用する施設となり、所有は渋谷区となります。
公園全体の入園料はありません。場所の性格上夜間は閉鎖となります。
○論点整理
今のところ大きな論点としては以下。
A)公園をめぐる契約形態について
A−1)公園の私企業への売却にあたるのか
A−2)公園にネーミングライツは適用できるのか
A−3)公園を私企業が自由に整備していいのか
A−4)公園に私企業が大きな権限を持つことになるのではないか
B)契約について
B−1)ナイキ社が契約相手として妥当か
B−2)利権が絡むのではないか
B−3)公開入札もせず、不透明ではないか
B−4)不当に安価ではないか
C)手続きについて
C−1)民主的手続きを経ていないのではないか
C−2)住民の意思を反映していないのではないか
C−3)利用者の意思を反映していないのではないか
D)公園の機能について
D−1)公園の公共性について
D−2)スポーツの有料施設整備の是非
D−3)宮下公園の広場機能
D−4)野宿者(いわゆるホームレス)への対応
D−5)樹木の保存等について
E)強制的な執行手法について
○以下、順次説明していきます。
A)公園をめぐる契約形体について
A−1)公園の私企業への売却にあたるのか
上記のとおり、基本的には1)ネーミングライツ2)施設整備・寄付3)公園を利用した地域貢献活動、の複合です。整備された後の施設については区が管理することになります。
なので、「売却」にはあたりません。
A−2)公園にネーミングライツは適用できるのか
自治法238条1項5号の「商標権」で「普通財産」ですから、適用できます。
A−3)公園を私企業が自由に整備していいのか
基本的には寄付の枠組みなので、問題ありません。
(意見)この件では、ナイキ社から整備の提案があったのは事実ですが、それを区が精査したうえで協議し、区の意向に沿ったものに改められています。
実際、議会で民主党が提案した事項(広場機能の確保等)が反映されています。
ですから、「自由に整備」ではなくて、あくまで区の意向に沿った整備であると考えます。
cf.B−3
A−4)公園に私企業が大きな権限を持つことになるのではないか
ナイキの提案では競合排除のために各種イベントの事前確認と承認・否認の権利を求めていたようですが、これは認められていません。
なので、あくまで呼称をつけることができる権利に限られます。付随して地域貢献活動が義務付けられていますが、ナイキ社が大きな権限を持つとは言えません。
(意見)ネーミングライツ自体が巨大な看板での宣伝になる、公園が私企業の宣伝になることに対する反対のご意見もあります。一般的にネーミングライツでは名称の掲示であり、不必要に看板を乱立させる、ということは避けるべきだと私も思います。同様に、地域貢献活動も過剰にならないことが必要と思います。
B)契約について
B−1)ナイキ社が契約相手として妥当か
児童労働などの問題が指摘されていますが、これについては選定基準等が明示されていないため判断できません。
(意見)議会の議論では再三「ネーミングライツについて選定手続きと選定基準を明示すべき」と主張しています。この点、制度的に課題があると考えています。
ただ、それは事前に行われるべきことで、事後的に「この会社は児童労働で…」その他のという理由で契約解除はできないと考えています。
なお、私は区の調達一切において、児童労働などの産物を排除するよう提案しています(平成18年6月8日本会議)。
B−2)利権が絡むのではないか
実際に利権が指摘されるなら別ですが、噂でしかない段階ではなんとも言えません。
B−3)公開入札もせず、不透明ではないか
実際の経緯は、同時期に他社(リプラス:すでに倒産)も提案書を出しており、選定委員会を通じてナイキ社に決定しています。
(意見)これについても、ネーミングライツ手続きを明確にする必要があると考えています。提案を受け付けるのか否かを事前に明確にするべきで、制度上の改善を求めています。
B−4)不当に安価ではないか
施設整備等も含めての契約です。
(意見)不当に安価とまでは言えないと考えます。基本的にはネーミングライツの市場動向は価格下落が著しく、他の事例と比して安価とは思いません。
C)手続きについて
C−1)民主的手続きを経ていないのではないか
宮下公園運動施設条例が平成22年3月議会で議決成立しています。なので、民主的手続きを最低限は経ているといえます。
その他、区長発言や本会議質問、委員会報告などが行われています。
(意見)この点についても、私は不足があると思っています。
ただ、自治法の規定上、契約そのものを議決対象にすることはできません。また、負担のない形での寄附を議決対象にすることもできません。
今後、同様なケースで「ネーミングライツが妥当かどうか、大規模の施設整備寄付が妥当かどうか」などについて議会の十分な関与が可能になるよう知恵を絞っていきたいと考えています。
C−2)住民の意思を反映していないのではないか
何を持って住民意思を反映とするかどうか難しいところですが、地元の町会・商店街等から要望も出ておりますし、ある程度は住民意思を反映しているといえます。
C−3)利用者の意思を反映していないのではないか
前項と同様に何を持って意思を反映とするかどうか難しいところです。
こちらは何とも言えません。
(意見)一般的に渋谷区のように来街者の多い地域では利害関係者が拡大しますので、より丁寧な取り扱いが求められる(例えばパブリックコメントの活用など)と考えています。
D)公園の機能について
D−1)公園の公共性について
今回の件について「公園から低所得者が排除される」という論調等があります。
また、公園は公共空間として誰もが使える施設にするべきであって、若者対象の施設を多くすることには反対という声もあります。
一般的には、都市公園法などで定められた範囲を順守すれば最低限足りると考えられます。
(意見)色々な考え方があります。これからも引き続き議論が必要ですね。
D−2)スポーツの有料施設整備の是非
こちらも、都市公園法等によって施設を設置できる面積割合が決められております。従来のフットサルコートのように有料施設も設置が可能です。
また、十分な広場面積が確保されることとなっています。
D−3)宮下公園の広場機能
宮下公園は立地の特性で、デモ等の起点終点になりやすく、表現の場としての広場が重要です。設計上は十分な広さが確保されているようです。
(意見)これについては各種団体からの要望を受けて、渋谷区議会民主党として要請した項目の一つです。それを受けて当初計画から広場が拡大されました。
D−4)野宿者(いわゆるホームレス)への対応
30数名→4名となっています。区によると、区の斡旋によって自立支援施設やアパート、宮下公園駐車場脇などに移動したということです。
4名のうち1名は4月から、ナイキ化反対という主張もあって住んでいる、ということです。他3名については、他地域に移動するというお話も伺っています。
(意見)こちらについても会派で「福祉的な対応を強化すること」と訴え、それに対応して粘り強い対応が行われていると(いいなと)思います。
基本は自立支援の取り組みが重要ですから、そちらを強化していくべきではないでしょうか。
また、駐車場脇については、劣悪な環境であるという指摘もありますが、環境向上に取り組むよう要請しております。
D−5)樹木の保存等について
基本的には今ある樹木については状態が許す限り残る、と聞いています。
E)強制的な執行手法(行政代執行他)について
(意見)これはとても重要な論点なのですが、情報がまだ集まっていませんので、今後慎重に考えたいと思います。
今日の段階で、提起された「執行停止申立て」が却下されたそうですが、だからと言って政治的に「正当だ」ということもできないと思います。
(参考)
○渋谷区
区立宮下公園の代執行の公告について(報道)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/news/oshirase/miyasita_daishikkou.html
区立宮下公園の部分閉鎖について(報道)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/news/oshirase/miyasita_heisa.html
○その他
宮下公園の行政代執行に関し渋谷区へ提訴(ホームレス総合相談ネットワーク)
http://lluvia.tea-nifty.com/homelesssogosodan/2010/09/post-fc4b.html
以上です。
読みにくくてすみません…
(参考)
渋谷区が強制代執行−「宮下ナイキパーク」整備に向けテントなど撤去(シブヤ経済新聞)
http://www.shibukei.com/headline/7192/
2010年09月22日
水銀混入ごみにより東京23区の清掃工場閉鎖が相次いでいる。
東京23区では、ゴミの収集は各区が行い、処理する清掃工場の運営等は「東京二十三区清掃一部事務組合」が担当しています。
6月以降、水銀混入ごみにより工場が閉鎖となる事態が相次いで起こりました。古い水銀式の血圧計たった一個程度の水銀で、数日から数カ月にわたり清掃工場が停止に追い込まれる騒ぎとなります。足立清掃工場は9月16日に2回目の停止となり、いまだ再開していません。
足立清掃工場では約2億8千万円もの物的損害が出ていますが、それ以外にも23区全体の清掃工場稼働に影響が出る、収集体制に影響が出るなど、甚大な被害が起きています。
水銀だけが問題になるわけではありません。
これからお鍋の時期に差し掛かりますが、カセットコンロのガス缶が爆発してごみ収集車両火災がしばしば起きています。渋谷区は23区の中でも最もこの爆発事故が多いとか。ぜひ気をつけて欲しいと思います。もちろん、スプレー缶も同様です。
また、金属(マンホール蓋が混入して操業停止の例もあります)、びん缶類、意外なところでは携帯電話のバッテリーも危険です。携帯のバッテリーは圧縮すると爆発することがあるそうです。
きちんとした分別はゴミ量の削減やリサイクル促進にもつながりますし、こういった事故による被害を最小限にとどめるためにも重要です。
皆様方のご協力をお願いいたします。
水銀混入ごみによる清掃工場の停止・復旧状況にについて(9月21日)東京二十三区清掃一部事務組合
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/notice220713.htm
2010年09月18日
宮下公園の一部閉鎖について
宮下公園はナイキがネーミングライツを取得し、ナイキ費用で公園を整備し、スケートボードやクライミングも楽しめる公園として生まれ変わることになっています。
これについては、私たち民主党は多面的な角度から検討し、22年3月議会で提出された「宮下公園運動施設条例」に賛成をいたしました。
宮下公園運動施設管理条例について(私のブログ)
http://blog.livedoor.jp/kenposzk/archives/51762059.html
その前後から、反対運動の方々がこの公園において緩やかな反対運動を行い、映画の上映会やトークショー、オブジェによる表現活動など、なかなかユニークな活動をされていたようです。また、野宿者の方は4名であり、区側の説明によると粘り強い説得活動が続けられてきました。
さて、今般、このような対応がなされました。
「区立宮下公園の部分閉鎖について(報道)」(渋谷区)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/news/oshirase/miyasita_heisa.html
「本区では、本年4月から公園の機能回復や新たな施設設置を進める予定でありましたが、一部の団体が宮下公園整備に反対し、不法に公園を占拠しているため、工事着工を見合わせておりました。
この間、公園の荒廃が目に余るものとなり、公園管理者として適切な管理を行う必要があるため、緊急の対応として、本日、区の責任において、部分閉鎖を実施したものであります。」
この方針にのっとり、9月15日に宮下公園の閉鎖が行われました。
●当事者のお話を伺いました。
宮下公園の件は、多様な論点があって非常に判断が難しいのですが、まずは当事者の話を聞いてみよう、ということで本日4名の生活者のうち1名の方のお話を伺うことができました。
以下、メモです。ご検討ください(あくまで私の側からの記録です。重要と思うところだけ抜粋しています。誤りがある可能性もあります。また、二人から同時に伺っていますが、記載の関係上わけています。以上ご了承ください)。
○いさおさん(宮下公園で生活されています)から伺った話
4月から宮下公園に住む。
宮下公園のナイキ化に反対する意味もあり住んでいる。
他に住んでいた方は別のところ(宮下公園周辺?)にいる。
当日6時半くらいに工事資材の鉄パイプの音がした。
外に出たら工事のため移動するようにと言われた。
20人くらいに取り囲まれた。威圧的だった。大勢の作業員と警備員がいた。機動隊や警察官がその時いたかどうかはわからない。
スロープのところまで押されたので手すりに手を絡ませた。強引に剥がされた。その時冷やかされた?
4人以上で持ち上げられて、スロープの歩道で下された。
封鎖されていないところ(お二人の方が住んでいるそう)に移動を求めたが、断られた。
ネーミングライツ1700万円という計画はおかしい。JR側に広告看板を出すために木も切られる。
宮下公園の下の部分(ブルーテントがある)には行きたくない。風が通らなくて暑い。熱中症になる人もいる。
○小川てつオさん(みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会)から伺ったお話
ふつう公園整備などのときには移動場所を用意してもらう。今回は移動が認められないのはおかしい。これから移動場所を求めていく。
区側で体制が変わったのではないか。方針などもすぐ変更される。
自立支援施策の問題は、施設に集められて選ばれること。施設では仕切っている人がいて嫌な経験をする人がいる。暴力事件もある。門限が厳しい、酒が飲めないと嫌がる人もいる。
誰もが仕事ができるわけではない。高齢者もいる。
必要なのは生活保護。そして居宅支援。一度施設に集めるのではなく、居宅支援に移行できないか。
(はるのおがわプレーパークが年1000万強費用がかかるが、それが高額だと議会で問題になったことがある、という話に対し)もっと公園に費用をかけてもいいんじゃないか。宮下公園は耐震の問題などもある。大地震のときには人が集まるはず。スポーツ施設の整備よりも優先なのでは。
○参考
お二人は動画ニュースにも出演されています。ごらんください。
http://www.youtube.com/watch?v=lctW84hDksA
●感想
お二人とも、私が区議会議員であり、宮下公園施設管理条例に賛成した、と名乗った上で、率直なお話を頂けました。
また、「お二人の話をうかがったうえで、意に沿えない行動をするかもしれない」と伝えても、「それは当然ありうることです」と言ってくださいました。この場をお借りして感謝いたします。
今回の閉鎖の件については、法的な面からも検討しなくてはなりません。今回のお話を参考に、区側の考え方もじっくり聞いたうえで、対応を考えていきたいと思います。
また、宮下公園については多様な論点をはらんでいます。引き続きこのブログで書いていきたいと思います。ただ、本会議直前で異様に忙しいので、書けなかったらごめんなさい。
以上です。
何かご意見がありましたらshibuya@s-kenpo.jpへどうぞ。
2010年09月16日
2010年09月06日
第二子誕生
第二子誕生です。女の子です。
陣痛開始からほぼ30時間。相方も娘も本当に苦しいなか頑張ってくれました。ありがとう。お疲れ様。
素晴らしい世界を残してやりたいものです。この子にも、仲間たちにも。